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未来に残したい洋楽&邦楽の名曲

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【Re-Edit】 The Way We Were - Barbra Streisand 【70年代バラード】

【Re-Edit】【70年代洋楽バラードの名曲】


The Way We Were





1983年9月13日(火)

北鎌倉の駅は想像以上にひなびていた。下りホームの狭い改札口を出てから線路に沿ってしばらく行くと、やがて深い緑の杜に覆われた円覚寺の石段が見えてくる。――

きのうは、ずっと一日中天気が悪かったけれど、ふと見上げてみれば鎌倉の空は青く澄み、見事なまでに晴れ渡っている。この一週間、天候はずっと不安定で、夜には必ずといっていいほど雨が降っていたんだ。

その雨のせいかもしれないけれど、空気は打ち水をされたようにひんやり冷やされ、巨大樹の影に頭上を覆われたボクたちは、ほんの少し前まで、そこらじゅうに夏があったことなんてすっかり忘れてしまっていた。

そういえば今朝、通勤時間帯を少しずらし、ウチの3年の生徒全員が一斉に地元の駅へ集合したとき、正直、「こんなすごい人数で電車に乗るのか?」と、その光景におもわず笑ってしまう。ひとクラス40人程度で、12クラスもあるのだから、それだけでも単純計算で400人以上にはなるだろう。

さすがに学校側も配慮したようで、先に奇数のクラスがホームのほうへと移動していく。ボクたちは偶数クラスだったので、次発の電車をコンコースで待つことになる。それでもまだ200人以上の生徒たちが、乗客たちの行く手を塞ぐように至るところで固まってたので、改札口のあたりが、だんだんと混雑していく。教師たちは、慌てて壁際に四列で並ぶよう大声で指示してたけど、ボクはそんな言葉を無視し、空いてる券売機のあたりにひとりで座り込み、そんなふうに生徒たちが渋々、並ばされていくのを眺めてたんだ。

すると、その生徒たちのなかから林ショウカが笑って近づいてくる。

彼女はボクの隣で、券売機に背中を寄り添わせながら、

「シーナ君ってさぁ、『ホワイト・クラッシュ』に入ってるの?」

と、しゃがみ込むボクを見下ろし訊いてきた。

「いや、前に何度かメンバーと遊んだ程度だけどね」

と、ボクは改札口のほうを見つめながらつぶやく。

「ふ~ん。でもさぁ、2年のとき、なんかのチーム作ってたんでしょ?こないだ小学校のときの友達がいってたけど、このへんの暴走族とかヤンキーたちのあいだでは、すんごい有名なんだってね、シーナ君たちのチームって」

ショウカは、そういうと口元にえくぼを浮かべ、ボクの隣に座り込んだ。

「チーム?あぁ、あんなの、ただの帰宅部だよ」

彼女のほうを横目で見ながらそういって少し笑い、ボクは壁際に並ばされた生徒たちのなかに、李メイの姿を探す。先頭から数列うしろに佇むメイを見つけたとき、彼女も一瞬、涼しげな眼差しでボクのほうを見つめた。

「じゃぁ、そろそろ移動するぞ!」

やがて教師のひとりがそういうと、生徒たちは、ざわつきながら動きはじめる。

全体の生徒数が半分になったとはいえ、その電車内は、いきなり、すし詰め状態となる。それが故意ではないにせよ、カーブなどで車両が傾いたときや、停車時の減速でブレーキがかかるたびに、隣でうつむく李メイの肩口に、時折ボクの左肩や胸のあたりが触れてしまう。

まぁ、右側に立つ林ショウカとも多少は触れ合ってはいたけれど、メイをこれほどまでに間近で感じている事実のほうが、遥かにボクを緊張させた。本当は、電車のなかで少しだけメイと話してみたかったのだけれど、とてもじゃないが、この至近距離で彼女との会話を成立させることなんて不可能だ。

なんとなく、そんな状況に息苦しさを感じはじめたボクは、制服のポケットからウォークマンを取り出すと、ヘッドフォンを耳にあてる。なかには、かつてボクがマレンへ曲をつくろうと思ったとき、いろいろなアルバムからバラードナンバーばかりを集めてダビングしたカセットが入っていた。――おもむろに再生ボタンを押す。しばらくするとバーブラ・ストライサンドが映画『追憶』で歌った「追憶(TheWayWeWere)」の、ピアノの旋律に儚(はかな)いハミングが重なりはじめた。

実際は、すでに相当数のグループが、どうやら藤沢から江ノ電に乗るルートを選択していたらしくって、大船駅で横須賀線に乗り換えたのは、さっきまで地元駅のコンコースを埋め尽くしていた生徒全体の、約3分の1程度まで減っていたように思う。――



【ALOHA STAR MUSIC DIARY / Extra Edition】



【2012.03.15 記事原文】

ん?確か、これもネスカフェのCMソングだったよなぁ?
※ネスレって何者???


まぁとりあえず。。。
バーブラ・ストライサンドが映画『追憶』で歌った
泣けるほど美しいメロディ「The Way We Were」をどうぞ♪
ビルボードの1974年シングル年間ランキングで1位となった名曲中の名曲です!



『追憶』は実~に深くて切ない話でしたね!
※何十年か振りに、また観たくなってきた…
ディスカスでレンタルしてるかな??


しかし…レッドフォードが、あまりにもカッコ良すぎた覚えがある。。。



もし、こんなにも余韻の残るメロディが映画のエンディングに流れたら、
どんな駄作でも泣けてきそう。。。






The Way We Were - The Essential Barbra Streisand
The Way We Were - バーブラ・ストライサンド
オリジナル・サウンドトラック『The Way We Were(追憶)』 1974年 



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