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マイホームタウン - 浜田省吾 【ロックの名曲】

【邦楽ロックの名曲】


マイホームタウン






1983年3月9日(水)

最低気温は、きっと0度近かったと思う。

ガラス窓の向こう側に広がる空はどこまでも晴れ渡っている。アルミフレームの隙間から微かに響く乾いた北風の音色を聴きながらボクは布団に包まり、眩い陽射しに思わず目を細めた。

おととい、両手であたまを抱え込みながら教壇の手前でうずくまる担任教師を、ボクは思いきり上から蹴り続けた。やがて担任教師は救急車で運ばれていき、ボクは校長室へと連れていかれた。そして、その場で翌日からの自宅待機をいい渡されたのだ。

家に戻ると、すでに学校から「自宅待機」ではなく、「出席停止処分になるかもしれない」との報告があったようだ。母親は散々、怒鳴り散らしていたけど、ボクは気にしていなかった。ボクの暴力行為だけを非難し、慢性的な教師たちの暴力行為を「体罰」と称して学校側が容認する以上、いずれ誰かが報復しなければならなかったのだ。――

昨夜、現役の女子大生たちがラジオパーソナリティを勤めるラジオの深夜番組を流しながら、ボクは澄んだ夜空をベッドの上から見上げていた。去年くらいまでは、ちゃんと雨戸を閉めていたのだが、寝る時間がだんだんと遅くなるにつれ、上空に輝く月や星々の光を眺めて眠るほうが、暗闇よりも遥かに安らげるようになっていった。

やがて、ラジオから浜田省吾の「マイホームタウン」が流れてくる。――

ボクは、去年の夏、川澄マレンと東京へ出掛けた帰りに、2人で電車のなかで聴いた浜田省吾のアルバム『愛の世代の前に』だけは、中1の頃、さんざん聴いていたけど、そのアルバム以外の楽曲は、ほとんど知らなかった。だから、この「マイホームタウン」も、昨夜はじめて聴いたんだ。

アルバム『愛の世代の前に』のオープニングを飾るタイトルトラック「愛の世代の前に」も、かなりハードなロックナンバーだったけど、この「マイホームタウン」で弾かれている、ミディアムテンポなバッキングのリフが、なんだかものすごく印象に残った。マイナーコードなんだけど、ものすごい力強い信念みたいなものがこの曲には込められているような気がしたんだ――

あのとき、ボクにはマレンの声だけしか聞こえなかった。きっと、ほかにもいろんな音が教室のなかには存在していたはずなのに、「パル!」と叫ぶ彼女の涙声しかボクには聞こえなかったんだ。きっと、心のどこかで「彼女のことを泣かせてはならない」という意識が働いたのかもしれない。

――うしろ向きで教壇にもたれかかる担任教師の剥きだされた後頭部付近を、ひたすら上から何度も強く踏みつけた。そのたびにスチール製の教壇に〝ゴツゴツ〟と、担任が額を打ちつける微(かす)かな振動が、鈍い響きとともに上履きの底へと伝わった。


誰かが背後から止めに入ってきたがその制止を強引に振りほどき、両手であたまを抱え込みながらうずくまる担任教師を、ボクはおもいきり蹴り続けていた。
きっと、そこに明確な殺意などはなかったけれど、「別にこんなヤツ死んでもいいな」って、少しだけ思っていたのかもしれない。

【パル!】
なんとなく遠くのほうで、そういわれたような気がした。

「パル!」
川澄マレンの叫び声をものすごく近くで感じた瞬間、ボクは我に返って一気に動けなくなった。ほかのヤツの声などはまったく聞こえなかったけれど、マレンの泣き叫ぶ声だけは、そのときはっきりとボクには聞こえたんだ。



1983年3月12日(土)

ボクが学校に行っていないあいだに、様々な出来事があったようだ。
PTA保護者会の席で、今回の事件が議題に取り上げられたらしい。どうやらクラスメイトの母親が、この担任教師の暴力を非難し始めたことで、ボクのほうの暴力事件はうやむやとなり、恒常化されたこの中学における教師側の暴力行為のほうが問題視されたのだという。
あとで知ったことだが、ボクが「キレる」きっかけとなった、担任に叩かれた女子生徒の母親がどうやらPTAの御偉いさんだったみたいだ。

やがてクラス内でアンケート調査が実施され、担任の暴力行為が確実に存在していたという事実が明らかとなった。同時にクラスのみんなは、ボクのことを相当に擁護してくれていたみたいだ。

こうして、400字詰め原稿用紙3枚程度の反省文を書くことを条件に、ボクは数日間の自宅謹慎を終えた。

――朝、久しぶりに教室に入ると、クラスのヤツらが笑顔でボクのことを出迎えてくれた。
マレンは普段、学校でそんなことなど絶対しなかったのに、このときだけはみんなの前でボクにおもいきり抱きついてきた。ボクも照れながら、彼女の背中をほんの少しだけ抱きしめた。みんな暴力から解放されたことを本当に心から喜んでいたんだ。担任の具合のことなど誰ひとりとして気にもしていなかった。

「自宅療養中」ということで、結局、その担任教師は中2の終業式の日になっても学校へは来なかった。そしてボクらが中学3年に進級してからも、その男が新たに学級担任を受け持つことはなかった。



【ALOHA STAR MUSIC DIARY / Extra Edition】


【2012.04.09 記事原文】

当時、川島なお美などがラジオパーソナリティを勤めていた
文化放送の超人気番組「ミスDJリクエストパレード」。


たまたま番組で、この浜田省吾「MY HOMETOWN」が流れた。
それまでは、爽やかロックな印象しかなかったハマショウであったが、
この曲は、そんなイメージとは大きく異なるロックテイストのリフが
クールなメッセージソング。


ちなみに。。。
この曲を聴いてから、ハマショウの過去のアルバムを全部視聴してみた。
どうやら、ロックテイストが強まったのは、前作7thアルバムの
「愛の世代の前に」あたりから。


まぁ、ハマショウってバラードとロックテイストのバランスが
ちょうど五分五分くらいのアーティストなのであるが、
個人的には、バラードソングのほうが好きな歌が多いかな?


「愛の世代の前に」と「PROMISED LAND」の2枚は、
ジャパニーズロッカーを代表するハマショウお薦めの傑作アルバムですね。
※J・BOYはアルバム的には…です。。。





マイ ホーム タウン(1982) - PROMISED LAND ~ 約束の地マイホームタウン - 浜田省吾
8thアルバム『PROMISED LAND ~約束の地』 1982年

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