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未来に残したい洋楽&邦楽の名曲

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【ALOHA STAR MUSIC DIARY No.15】 P.M.9 - 矢沢永吉

【ALOHA STAR MUSIC DIARY No.15】 P.M.9 - 矢沢永吉




1983年1月


最近 何だかすごくアメリカに対する憧れが強まってるような気がする。
でもきっとそれはLAやNYとか都心部へのものではない。

ボクの中にあるアメリカに対する漠然としたイメージ。。。
それは『A LONG VACATION』のアルバムジャケットようなトロピカルな風景だ。
これがハワイなのかどうかは分からないけどすんごく絵が気に入ったんで
中1の頃からボクの部屋の壁にずっと飾られたままだ。

このハワイかどこかのリゾートビーチのような眩しい風景に
今はものすごく憧れてるんである。

そういえば中1のときに買った矢沢永吉の海外アルバム『YAZAWA』も良く聴いていた。
英語で歌われた「抱かれたいもう一度 」はすんごくカッコいいと素直に思った。

でも今は『YAZAWA』のアルバムジャケットで彼が着てた
ピンク色のVネックシャツがすんごく欲しいのである。

クリスマスにマレンから貰ったシド・ヴィシャスのチョーカーを
もっと良く見せるられるように・・・

ボクの髪の色もだいぶ茶色くはなってたけど
最近 教師もあまり文句を言わなくなってきたな。
でも それを学校にしてったらさすがに没収されるだろうな。



ROCK ME TONIGHT





新年を迎えて 中2の3学期が始まって早々 ちょっとした事件が起きた。

果たして誰かの勘違いが引き起こしたものなのか
それとも些細な噂話がきっかけとなったものなのかは分からないんだけど。。。


ボクらが学校から帰宅する道中に去年 変な雑貨屋がオープンした。
『サウス・ウインド』なる怪しげなショップの狭い店内には
「Coca-Cola」や「HERSHEY'S」の文房具など魅力的なアメリカ雑貨と
絶対に欲しくないような手作り風のアンティーク小物が並んでいた。

その店のオーナーはどことなく東南アジア系の顔立ちをしていて
毎日朝からエスニック・スタイルなファッションでその近辺をうろついていた。

いつも一緒に帰宅しているメンバーには不良っぽいヤツは誰もいなかったが
このオーナーの似顔絵を店の看板に貼り付けたりして楽しんでいた。

すると ある日「この絵を描いた人に景品を差し上げます」
と絵のうえにメッセージされてたんで正直に名乗ってみたら
「お前らかぁ」と言いながら「Coca-Cola」の文具を結構な量くれた。
だからまぁ 悪いヤツではないんだろうなと思った。

いつからか こうして同じ方向へ帰宅する連中同士で「チーム・サウス」という言葉を
自然と使うようになり始めた。なぜ自分たちをそう呼んでたのかは特に覚えていない。
ましてや暴走族に関係するような流れとは全くの無縁だ。


3学期を迎えたある朝、たまたま体調が悪くって数日間休んでたんだけど
久しぶりに学校に向かって登校していると ボクのエレキ・ギターの先生でもある
[イウ]こと伊浦ナオトと一緒になった。
彼もいわゆる この「サウス」チームのメンバーである。

すると突然イウは

「カミウも気をつけろ」

と言い出した。

何のことかさっぱり判らなかったが 彼はいきなり折りたたみ式ナイフを
制服の内ポケットから取り出し 制服で包み隠すようにしてそれをボクに見せた。

「昨日、隣町の中学の連中が放課後ウチの学校にきて
俺らを探してたみたいなんだけど・・・
そいつら警棒とかカイザーナックルとかの武器を持ってたらしいからな」

この隣町の中学は 以前からこの界隈ではワルくて有名な学校だった。
たぶん族に入ってるのも結構いたと思う。

「はぁ?何でそんなのが来たんだ?」

「どうやらウチの3年の誰かをシメに来たら
ウチの学校で一番有名なのは『サウス』の連中だって
ソイツがビビって言ったみたいなんだが・・・」

「誰だそいつ バカなんじゃねぇの」

聞けば今の3年では まぁまぁ目立ってるほうだけど
全然中途半端なダセェ野郎が隣町のヤツらに脅されてそう言ったようなのである。

ボクとイウだけであれば、まぁ何となくマークされるのも判るんだけど
他のメンバーは皆マジメな秀才系の連中ばかりだ。
しかし いくら今の3年が全くダサいからって2年のボクらに
変な厄介事を押し付けてくるっていうことにムカついた。

ボクらが教室に入ると黒板に「打倒!サウス連合!」
とチョークで大きく殴り書きされた文字が完全には消しきれずに
まだうっすらと残っていた。

どうやら他の教室にも同じことが書かれてたようだった。

「連合じゃぁねぇよ・・・なぁ」

ボクはそれが本当だったのかと思い ちょっと憂鬱になってきた。



WITHOUT YOU





ボクはキャロル時代の矢沢永吉は知らない。
でもボクが中1のときリリースされたアルバム『YAZAWA』と『RISING SUN』、
そして去年リリースされた『P.M.9』の3枚は持っていた。

特に『P.M.9』は去年 ボクが唯一買った邦楽アルバムだったかもしれない。
このアルバムってほとんどがすんごく名曲だと思うんだけど
やはり「LAHAINA」と「YES MY LOVE」のようにエレガントな
ビーチリゾートの夕暮れを連想させる感じのサウンドは
ボクのなかにずっと様々な南国の情景を想い描かせていた。

特に「LAHAINA」というタイトルが ボクの心に深く刻み込まれてしまった。
「いつかは絶対に行ってみたい。」という想いと共に。


一体誰に番号を聞いたのか分からないんだが。
ウチに知らない連中からの電話が頻繁に掛かり始めた。
別にウチの母ちゃんも毎回丁寧に取り次がなくっていいんだけど。。。

さすがに最初はワルくて有名な隣町の学校名を名乗られてビビッたが
同じ調子で脅されてると だんだんそれなりに脅され慣れてくるものだ。

「今風呂入ってるから」とか「飯食ってるから」
と言って電話を切ってしまえば その日はもう掛かって来なかった。

ただ執拗に電話が掛かってくるにつれ 次第にボクも
「やるならヤルかぁ。コラぁ」とか「来んなら来いよぉ。オラぁ」
みたいな調子になっていってしまった。まぁホンキではなかったんだけど・・・
別に殴られるのは割と平気だったんで もうどうでもいいように思えてきたのだ。

だからボクも最初は護身用に飛行機型の折りたたみナイフを持ち歩いていた。
だが試しに一度 教室のカーテンを思いっきり刺してみらた ナイフの刃が布を突き抜けずに
折りたたみ部分に戻ってしまい 柄を持っていたボクの右手小指と薬指を深く切った。
それ以来ナイフを持ち歩くのは止めたのである。



NO NO NO





結局のところ「行くから待ってろ。テメェ」と予告された日になっても
連中が学校に姿を現さなかったので今のところ一度も喧嘩沙汰にはなっていない。

が、どういう訳か「ボクがそいつらとやり合った」
という噂だけが学校の内外に広まっていった。

まぁ受話器越しに「やるならヤルかぁ」と言ったけど。。。
何だかすでに「ヤッたこと」になってしまったようなのである。

本当かどうかは分からないけど 電話して来てた連中側の街のほうで
そういう噂が広がっているような話は聞いたことがある。


いつだったかマレンと一緒に駅前を歩いてたとき
知らないどっかのダセェ野郎が「川澄さん!」と彼女に声を掛けてきた。

コイツはどうやらマレンが以前通ってた
塾か何かで一緒だったみたいだが
一瞬ボクと睨みあってから

「サウスのカミュてお前かぁ」

とニヤけながら唐突に言ってきた。

ボクはこの馴れ馴れしい野郎が気に喰わなかった。

「いや。川澄さんがサウスのヤツと付き合ってるって聞いたから・・・」

「だから何だよ?」

「いや別に・・・」

何かモゴモゴ言いながらソイツは足早に去っていった。

当事者をよそに 根拠のない噂話だけが勝手に大きく膨張し
やがてボクの知らない架空の物語は作り出されていった。

マレンは心配そうに「ヤバいんじゃないの?大丈夫なの?」と言ってきたが
もうボクには『サウスのカミュ』ってヤツのことをどうすることも出来ない。
もはや誰に対して事実を否定すればいいのかなど全く分からなかった。


確かに。。。
最近は そういう類いの野郎連中からの電話は止んだか。。。
でもその代わりに全然知らない女の子からの電話が
ちょっと増えてきたように思える。

一番聞かれる質問・・・

「カミュ君はいま彼女いるの?」

もはやすっかりカミュが苗字だと思われてしまってるようだが
「可未宇」は名前である。まぁ今となってはどうでもいいんだけど。。。

質問に対するボクの答えは大抵の場合はいつも同じである。

「多分・・・いると思います」


小学校時代に矢沢の「アイ・ラヴ・ユー、OK」や「時間よ止まれ」を聴いたときには
何だかすごくつまらない曲のように思えてたんだけど・・・
もし今聴いたら きっといい曲に聴こえるんだろうな。
わかる年齢にならなくちゃ判らない音楽ってきっとあるんだと思う。




P.M.9 - 矢沢永吉




Side A
 1 WITHOUT YOU    
 2 ROCK ME TONIGHT    
 3 EBB TIDE    
 4 NO NO NO    
 5 LAHAINA    

Side B
 1 JEALOUSY    
 2 HOLD ON BABY    
 3 YES MY LOVE    
 4 NETTAIYA    

リリース 1982年7月10日|ワーナー・パイオニア

1981年にリリースされた全世界発売アルバム『YAZAWA』製作ではマイケル・マクドナルドを除いた当時のドゥービー・ブラザーズのメンバーが全面的にサポートしてたようですが、1982年リリースの『P.M.9』では更なる豪華アーティストが集結☆ドゥービー・ブラザースからはボビー・ラカインド&ジョン・マクフィー。TOTOからはスティーヴ・ルカサー&ジェフ・ポーカロ、そしてリトル・フィートのビル・ペイン。さらにはアンドリュー・ゴールド、ニコレット・ラーソン、マーク・ジョーダンなどなどもゲスト参加してるという まさにボクが当ブログで紹介してる大物ばかりを集めたようなアルバムなんですね☆まぁ言わずもがなに著作プロテクトが厳しい御方ですんでこのリンク先もいずれ閲覧不可になるでしょう!でもこのアルバムは一度聴いてみても良いと思いますよ♪

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