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未来に残したい洋楽&邦楽の名曲

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【Re-Edit】 I Might Lie - Andy Taylor 【80年代ロック】

【Re-Edit】【80年代洋楽ロックの名曲】


I Might Lie

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I selected "I Might Lie"
from 1st album "Thunder"
of Andy Taylor released in 1987.



1983年9月9日(金)

「おめぇよぉ! 早く食えよ。残すと先生に怒られるぞぉ」

そんな谷川の甲高いダミ声が、なんだかものすごく気に障った。クラスの何人かの生徒たちは、そんなミチコを見ながら「クスクス」と笑う。そう、――クラスのヤツからしてみれば、それは別になんら特別な光景などではない。多少、度が過ぎたかどうかという程度の、いつもと変わらぬ、ごくありふれた日常の風景なのだ。

「いいから早く食えよ! 『ゴミ女』よぉ、テメエはゴミだけ食ってりゃいいんだよ! ゴミが主食なんだろうがよぉ」

谷川グループの連中は、その言葉につられて一斉に大爆笑した。


小山ミチコは、そのつぶらな瞳から大粒の涙を流しはじめている。泣きながら、谷川たちに振りかけられたその鉛筆の削りカスを避けるようにし、震える箸の先を弁当箱のほうへと近づけていく。

「みんなも見とけよ! コイツがちゃんと食うとこをさぁ! おい、せっかく『ふりかけ』をかけてやったんだから、とっとと食え! この『ゴミ女』」

ふたたび谷川はそういって「ギャハハ」と笑った。
ミチコが白いご飯を、箸でほんの少しつまみあげる。彼女の頬を伝う大粒の涙は、一向にとどまる気配を見せぬままだ。

(やめろ! そんなもの食べるな!)

ボクはいままで彼女が泣いている姿を、この教室のなかで見たという覚えがない。谷川たちから、どれだけ毎回、ヒドいイジメを繰り返し受け続けようとも、彼女はいままで一度も泣いたことなんてなかったんだ。

痛々しいほどに嘆き哀しむ、そんなミチコの泣き顔を見ているうちに、なぜだかマレンと最後に会った日のことを急に思い出しはじめる。――薄曇りの鎌倉の海岸で、あの日、無意味な言葉をひたすら吐き出し、マレンを傷つけてしまったことに対する激烈な後悔の想いが、なぜか一気に心のなかで膨れあがっていったんだ。

――あのとき、ボクらの終焉を覚悟したマレンが、瞳に浮かべた哀願色のせつなさと、さっきからミチコがこぼし続けてる、秋時雨のように儚(はかな)げな涙の色とが、時空を超えてボクの心のなかで重なり合う。

(コイツら狂ってる、……お前ら、……いったい、――)

「おめぇら! いったい、なにがそんなに面白ぇんだよ!」

ボクはそう叫び、机を蹴飛ばし立ちあがる。すぐさま椅子をひっくり返すやスチール脚を握り締め、ゆっくり谷川たちのほうへと向かっていく。グループのメンバーたちが一斉にこちらを振り返った。やがて、斜(しゃ)に構えて座っていた谷川の前でボクが立ち止まると、

「なんだよ! おめえはよぉ」

そう篭(こも)った調子で脅すようにし、谷川は下品な怒鳴り声をあげた。
そう、――これが中学3年ではじめて一緒のクラスになってから、最初に面と向かってボクに対していい放った記念すべきコイツの第一声だ。

(相変わらず、気分が悪くなるような品のねぇ声をし出しやがる)

ボクは、椅子を両手で掴みなおすと、そのまま大きく振りかぶり、谷川の左肩あたりに横からおもいきり叩きつけた。その椅子を黒板のほうへ放り投げ、「ウワァッ!」と、大声をあげた谷川の襟首を右手で掴むなり、座ったままの状態で椅子ごとうしろへ引き倒す。

そして机のうえに置かれていた食べかけの弁当箱を手にすると、コイツの顔面めがけて力いっぱい投げつけた。顔から胸のあたりに、冷えて固形化したままの米の塊と、色味のないオカズが散乱する。

椅子ごと「九の字」にひっくり返っている谷川の右太ももをおもいきり蹴り飛ばし、さらにわき腹あたりにもサッカーボールを蹴るように何発かキックを放つ。悶絶するコイツの体へ馬乗りになると、制服の胸倉を掴みあげ、米粒だらけの顔を見下ろす。――そして小さく吐き捨てた。

「テメェ、なんならよぉ。いまから小学校の時のケリでもつけるか?」

まわりにいたグループのメンバーは、いったいなにが起こったのか、さっぱりわからないような表情を浮かべ、椅子に座ったまま動けなくなっている。米粒に顔を覆われている谷川も、ずっと苦悶の表情を浮かびあがらせ、押し黙ったままなにもいわない。両手で上から胸元を掴みあげ、谷川の上体を少し浮かせ、そのまま思いきり押しつけるように床へと打ちつける。

「ゴツッ」、――谷川の後頭部から鈍い音がした。さらにもう一度、コイツの上体を掴みあげ、背中を床へと激しく打ちつけた。顔をしかめる谷川の体の上からゆっくり離れて立ちあがり、ボクは無表情のまま、さっきまでこの連中が寄せ合わせていた机を次々と蹴り倒していく。

食べかけの弁当の中身が宙を舞い、床の上へと激しく飛び散る。床に転がるオレンジ色したウインナーを踏み潰し、ボクはつぶやく。

「あのよぉ、さっきオレのこと話してたのって誰?」

いまになって、メイのことを『アジアン』と呼んでたヤツのことが、なんだかどうしても許せなくなったんだ。

「お前か?」

慌てて椅子から立ちあがった谷川グループのメンバーのなかで、一番近くにいたヤツを睨みつけると、ソイツはすぐさま別の男子生徒のほうを指差す。

ボクは、その差されたヤツに近づいていくなり、間を置かず、真正面から鼻っ面を右ストレート気味に殴り飛ばした。首ごとあたまをうしろへ大きく反り返えらせると、その反動で男子生徒の体は前かがみに腰から折れ曲がる。「ポタポタ」床に垂れてきた鼻血を押さえて呻(うめ)くソイツの耳元で、ボクは、

「さっき寝てたんでよく聞こえなかったんだけどさぁ。もう一回いってくんないかな」

静かにそういい、さらに胸元のあたりを、おもいっきり左足の裏で蹴り飛ばした。

その男子生徒は、教壇の段差につまずきながら、もんどりうってうしろへひっくり返った。

「もう一回、はっきりいってくれよ。『アジアン君』――」

そういうとボクは、仰向けに倒れ込んだ男子生徒の右鎖骨のあたりを上から「グイグイ」踏みつけた。

「いえ、――別に」

その男子生徒は恐怖に顔を引きつらせ、床から「オドオド」ボクを見上げる。
うしろを振り返って、唖然とする残りのメンバーを眺めまわすと、ボクはふたたび口を開いた。

「あのさぁ、たしかもうひとりいたよな。さっきオレのこと話してたヤツが」

やがて彼らの顔からも一様に血の気が引きはじめ、だんだんと顔面蒼白になっていく。

「まぁ、いいや、――」

そうボクは、静かにつぶやくと、

「テメエらよぉ! 床の上の食いもん、ちゃんと残さず全部食えよな。残すと先生に怒られるんだろ?」

凍りつく谷川グループのメンバーたちに向かって大声で叫んだ。
さらに、起きあがろうとしている谷川を見下ろし、ボクは吐き捨てた。

「で、どうすんだ? いまから校庭でもいって、サシでケリつけるか? このクソ野郎!」

谷川は、上体を起こすと、しばらくは黙ったままでボクを睨みつけていたけれど、やがてうなだれ、わずかに首を一度だけ横に振った。

クラスのなかは「シーン」と静まり返ったままだ。
少し離れた場所に座っていた佐藤マキコや李メイたちも、おもわず驚きの表情を浮かべている。足元に転がっていたプラスティック製の弁当箱の蓋を蹴っ飛ばし、さっき、黒板のほうへぶん投げた椅子を手に、自分の席に戻ろうとしたとき、呆然(ぼうぜん)と、ボクを見つめる小山ミチコと目が合う。

自分の席に椅子を戻すと、座らずそのままミチコの横を通り過ぎ、ボクは廊下へ出て行った。――彼女の脇を通り過ぎたとき、ミチコが小声でなにかをつぶやいたようにも思う。

「ありがとう」――

なんとなく、そういってるようにも聞こえた。けれど、その声があまりに小さ過ぎたんで、もしかしたらボクの気のせいだったのかもしれない。
けれど別にお礼なんていらない。ミチコのためでもメイのためでもない。ヤツらのバカ騒ぎが、ただあまりにもウザかったから、――それだけのことだ。



【ALOHA STAR MUSIC DIARY / Extra Edition】


【2012.10.28 記事原文】

デュラン・デュランでのニューロマンティク系エレクトリック路線にちょい嫌気がさしたか、
ギターのアンディ・テイラー氏はベースのジョン・テイラー氏とともに「パワー・ステーション」
に参加し、「Some Like It Hot」や「Get It On」などのソリッドなロックナンバーに
おそらく従来から持っていたであろうロックスピリッツが触発されます。

その結果、アンディ氏はデュラン・デュランを脱退。
1987年にSexピストルズのギタリストであるスティーヴ・ジョーンズ氏をプロデューサーに迎え
ニューロマンティク系とは対極的なストレートなロックナンバーを散りばめた
1stアルバム『Thunder』をリリースするのですね☆

では、アルバムから最高17位を獲得した
メロディアス・ロックな名曲「I Might Lie」をどうぞ☆
スティーヴ・ジョーンズ氏とのギター競演がカッコいい!!

まさに80'sロックの流れを集約させたような1曲っすね☆
このサビのメロディラインは実に印象深いですなぁ・・・

アンディ氏のロックギタリストとしてのスタンスが見事に反映されたナンバーっす♪





I Might Lie - ThunderI Might Lie - アンディ・テイラー
1stアルバム『Thunder』 1987年




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