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未来に残したい洋楽&邦楽の名曲

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【Re-Edit】 そして僕は途方に暮れる - 大沢誉志幸 【ポップスの名曲】

【Re-Edit】【Rakiのカラオケソング/ポップスの名曲】


そして僕は途方に暮れる






Rakiより。
ご無沙汰しております。諸々雑用にてブログ更新が滞ってしまってます。。。
思えば、ボクがなんちゃって小説を書き始めたのが、ちょうど去年の今頃だったとおもいます。
あれから一年、終わってみれば(まだ終わってないですけど)原稿用紙2000枚超えのとんでもない長編になっておりました。――現在、校正しなおし作業の真っ只中ですけどもねぇ。しばらくは校正用にこのブログを使っていくので、見れない記事もあろうかと存じますが、その辺はご了承ください。
まぁ、いまのところ、どうにか書籍化を目指して、日々努力しております☆

そんなこんなで校正が完了した順に、ランダムですが作品記載していこうと思います。まずは冒頭部分をどうぞ☆



Epi-1
序章『残響(Reverberation)』

 遥(はる)か大洋の彼方から届けられた春風に、一瞬、潮の芳香(ほうこう)が漂う。――――

 その微かな香りは、無味無臭な静けさに支配され、どこか無機質な厳冬の余波(なごり)を沸々(ふつふつ)大地から生まれし希望の息吹きが上空へと押しやる初春(はつはる)の兆し。――柔く漂う、そんな早春の風のなかに、淀み穢(けが)れた晩夏の余韻を浄化してゆく金木犀(きんもくせい)ほどの鮮烈な芳(かぐわ)しさを感じることはない。

 けれど、地中にまどろむ草花たちの、目覚めを告げる初心(うぶ)な吐息が、淡青(たんせい)な晩冬の空をまったり暖めていくこの感触が、なんだかボクは好きなんだ


「湘南」――そう呼ばれてるこの街に、四度目の春が訪れたとき、ボクは海辺に建つあの中学を卒業した。

 秋には静寂とせつなさを、春には希望と懐かしさを、この街を吹き抜けてゆく風の匂いはいつだってボクらに与えてくれていたような、――なんだかそんな気がする。
 否応なしにひとつずつ、大人にされていきながら、この街をつつみ込む風の匂いとともにボクたちは今日まで生きてきたんだ。――――



 1982年4月16日(金)
 昼の1時過ぎ

 昨日の激しい豪雨は、もしかすると幻だったのだろうか?

 まぶたを突き刺す春の陽射しに、ぼんやりボクは目覚めていった。長方形の板ガラスを一面に張り巡らした南の窓際に並ぶ合板机の表面が、あまりにも艶やかにコーティングされ過ぎてるせいで、強烈な可視光が机の上ではねっ返り、部屋じゅうを眩(まばゆ)い白光で満たしている。

 正確にはそれほど長い時間ではなかったろう。昼食を終え、ウォークマンを聴いているうち、どうやらボクは眠ってしまっていたようだ。まだ眩しさに馴れない右目をこすりながら、海辺のほうへ目を向ける。――湘南海岸に沿ってはしる国道134号線は、あいも変わらず渋滞していた。中学2年になって、教室がこの海側の三階に移動したせいなのだろうか? 濃い藍色の水面(みなも)を白銀に輝かせてる海の色味が、なんとなくいつも以上にキレイに思えた。――

 隣の女の子がなにかをいっている。

「それ見つかったらヤバイよ」

 ボクはボリュームを落とし、その子の言葉に小さく頷く。彼女がいうよう、もし厄介な教師にでもバレたとすれば、どんな目に遭うのかなんて、なんとなくわかってた。

「カチャッ」と、微かな金属音が鳴り響き、やがてカセットは自動的にリバース再生される。しばらくすると、大滝詠一が去年リリースしたアルバム『ア・ロング・バケイション(A LONG VACATION)』B面に収録された「雨のウェンズデイ」のイントロが流れはじめた。ボクが小6のとき親から買ってもらった山下達郎のアルバム『ライド・オン・タイム(RIDE ON TIME)』も、当時は相当聴いていたけど、この『ア・ロング・バケイション』ばかり、このところ毎日、ずっとウォークマンで聴いている。

 トロピカルなジャケットが物語るよう、このアルバムにはリゾートカラーが色濃く反映された楽曲が多数収められている。漠然とハワイへの憧れを抱きはじめていたボクは、まだ見ぬ楽園の情景を、流れゆくその音楽のなかにきっと夢見てたんだろう。――

 そういえば、つい先月、大滝詠一は新たなユニットを結成し、ニューアルバム、『ナイアガラ・トライアングル・ヴォリュームツー(NIAGARA TRIANGLE Vol.2)』をリリースしたばかりだった。

(学校から帰ったら買いに行こうかな?)
 ボクはまた、窓の向こうに目をやると、一片たりとも雲のかけらが見当たらぬ仲春(ちゅうしゅん)の青空を見上げた。ふと、誰かの視線を感じたような気がし、なんとなく廊下のほうへと視線を移す。――ひとりの少女と目が合う。

 南の窓から射し込んだうららかな春の陽射しは、ちょうど彼女が座ってる机のあたりまでを柔らかく照らし出していた。――ボクは少しだけ微笑んでみる。大きな瞳でボクを見つめて、彼女も口元にほのかな笑みを浮かばせる。

 その子とは中学2年ではじめて同じクラスになったんだけど、すでにボクは、ずっと前から彼女のことは知っていたんた。――
 海風にたゆたうような「スピーチ・バルーン」の心地よいメロディが、ちょっとだけノスタルジックな気分にさせたせいかもしれないけれど、ボクはなんとなく、はじめて彼女と出会った日のことを思い出していた。――――


シーン1 『素晴らしき日々(Wonderful Days)』

 あの頃は「熱がある」だの「お腹が痛い」だのといっては布団の奥に潜り込み、よく母親に仮病を使ったりしていたものだ。行きたくもないような習い事、――そんなものを一方的に押し付けられながら、きっとボクらはリアルな嘘を、知らずに覚えていくのだろう。

 川澄(かわすみ)マレンと出会ったのは、消毒用の塩化石灰が大量に投入されて、うすら濁った水のなか。――そう、小学校4年のとき、無理やり通わされてたスイミングスクールの生ぬるく半透明な水のなか、曇った競泳ゴーグルのレンズ越しに、その小さな女の子の姿をすでにボクは見ていたんだ。

 中学2年で川澄マレンと同じクラスになってからしばらく経つが、彼女とは挨拶程度の会話しかいまだに交わしたことがない。あれから4年の月日が流れ、少しは大人になったはずのボクが、久々に再会した川澄マレンの大きな瞳を、あの頃みたいに淡々と見つめることができなくなってしまったその理由、――

 それは決して湿度によって曇らせたライトグリーンの水中ゴーグルをつけてないから、……ということだけではないのだろう。

 「スッ」と、しなやかに美しい富士型の曲線を描き出してるマレンの上唇、――そのすぐ左脇に幼い頃からずっとある、つつましやかで可憐なほくろが、どんなに艶(あで)やかな化粧をするより、彼女をいっそう大人びて見せてしまっているからなんだと思う。






【2012.06.19 記事原文】

さて。現在ブロともになったFC2音楽系ブロガーさんと共有の音楽ランキングサイト
ローリングストーン誌の代わりにFC2ブロガーが選ぶ音楽100選ランキング
なるブログを立ち上げました☆


ボクを含めてまぁ個々のブログだと、何となくアフェやランキングを気にしがちですが、
そういうのを抜きでダラっとできるサイトがあってもいいなぁ・・・
というのが設立の趣意でしょうか?


そちらのサイトでは、第一弾企画として「雨の日に聴きたい洋楽の名曲
を特集中です♪


宜しければそちらもヨロシク!



さて。雨の日に聴きたいジャパニーズソングといえば。。。

まず思い出すのは、カップヌードルのCM使用され、誰もに「良い曲だなぁ」と思わせた
大沢誉志幸氏1984年のヒットナンバー「そして僕は途方に暮れる」です☆

当時、高校1年だったかな?
まぁ懐かしき恋の思い出とともにボクの心に深く残る名曲です☆

今の技術であれば楽に趣味のDTMレベルでも作れてしまいそうなメロディアレンジですが、
このイントロって、何気に奥深い気がします。。。
書けそうで書けない。。。そんな感じの曲ですね♪



そして僕は途方に暮れる - 大沢誉志幸 1984年
ベスト盤『TraXX -Yoshiyuki Ohsawa Single Collection-』



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