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未来に残したい洋楽&邦楽の名曲

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【Re-Edit】 Looking for love - Michael Schenker Group 【80年代ロック】

【Re-Edit】【80年代洋楽ロックの名曲】


Looking for love





Epi-6

 1982年5月13日(木)
 四時限目の終わり頃

 最初はクラスの誰かが「むかしの漫画の主人公」に似ている担任の髪型をからかったことがきっかけだった。教室内には的を射た、その誰かの言葉に小さな同調の笑いが起こる。

 忘れもしないけど、担任教師はそのとき確かに笑ってた。――口元に笑みを浮かべたまま、ゆっくりとその生徒に近寄っていき、ただひと言「お前なぁ」と、だけいった。……いや、それをいい終わる前に、なんの前触れもなくおもいきり彼の顔面を素手で殴り飛ばした。――――

 そもそもボクらは教師に平手で叩かれたり、あたまをゲンコツで殴られたことはあっても「拳で顔面をぶん殴られる」なんて、それまでの人生では、ほとんど経験したことがない。その担任はずっと口元に微笑を浮かべ続けながら、唇を押さえ、顔をそむけたその生徒の左頬をさらに激しく右フックの軌道で殴りつけた。

「ゴツッ」と頬骨が放つ鈍い衝撃音とともに彼はイスから真横へ転がり落ちる。――教室内は一瞬にして静まり返った。――誰かが殴られている光景を日常のなかで間近に見ること自体、きっとそれまでの人生で一度も経験がなかったからだろう。

「いま笑ったヤツは全員立て」

 担任はゆっくり教壇に戻ると、「ギョロッ」と飛び出した眼球を小刻みに震わせながら教室を見渡し、あまりにも普通の口調でそういった。当然、誰もすぐに席から立ちあがることなんてできるはずもない。すると担任は窓際のほうの席へと歩きはじめ、一番前に座っていた男子生徒の脇に立つなり、無表情のまま彼のあたまをおもいっきり上から殴りつけた。

「お前、さっき笑ってただろ。俺は『立て』といったんだぞ」

 ゆっくり立ちあがったその生徒は、すっかり顔面蒼白になっていた。きっと一瞬で血の気が引いてしまったんだろうから、視界のなかは「チラチラ」と灰色がかった暗がりに包まれ、耳もまともには聴こえていないはずだ。――教室内は、痛いくらいに重々しい戦慄の空気によって支配されていく。

「ほかにはいないのか?」

 ボクにはこの殺伐とした空間がものすごく息苦しくなってきた。同時に、なんだかすごくバカらしく思えてきた。不思議なんだけど、誰かほかの生徒が殴られている姿を見ると自分も殴られなきゃいけないような気になってくる。別にソイツのことをかばうわけじゃないが、ソイツだけ殴られてるのが、なんとなく可哀想に思えてしまうからだ。

 少し笑いながらボクは椅子から立ちあがった。こうした極度の緊張感に支配された場所にいると、おかしくもないのに、むかしからなぜだかいつも笑ってしまう。我慢しようとすればするほど、余計吹き出しそうになっていく。だからお坊さんが延々とお経を唱える法事やらがものすごく苦手だ。とてもじゃないけど沈痛な顔をして、じっと座ってなんかいられやしない。

 ボクのあとを追うように、5人くらいの男子が重そうにイスを「ズズズッ」と引きずって渋々立ちあがる。担任はさらに窓際の列をうしろへ移動していきながら、

「お前も笑ってただろう。『立て』といってるんだよ」

 そういうなり、ひとりの女子生徒のあたまをおもいっきり「ゴォンッ」と、力いっぱい殴りつけたのだ。ボクはその光景におもわず目を疑ってしまう。いきなり殴られたその女子生徒はショックのあまり、震えながら泣き出した。

「立てよ早く」

 この狂った担任教師は泣いてる女の子を無表情のままそういって脅し、無理やり立ちあがらせる。すると連鎖反応的に数名の女子生徒らも顔色を失い、うつむきながら立ちあがる。なかには怯えて「ガクガク」と、足が震え出す子もいた。……そのなかにマレンの姿はなかった。彼女は自分の席に座ったままで、その大きな瞳に恐怖の色を浮かべている。

(大丈夫だよマレン。もしコイツがキミに手を出そうとしたら、ボクが絶対許しはしない。半殺しにすらしない。――その場で始末してやるからさ)

「お前ら、こっちにこい」

 すごく冷静な口調で、そうヤツは指示した。ボクたちは教室のうしろの壁に沿って横一列に並ばされた。一番窓側に立っていたのは伊浦ナオト(イウ)だ。担任教師は黙ったまま窓際のほうへと移動し、「ギョロ」ついた眼球でイウを見つめる。……と、同時に「メリッ」と木製ボードの軋む音がし、イウがうしろの壁におもいきり後頭部を打ちつけた。――――



【2012.03.17 記事原文】

マイケル・シェンカー・グループ2nd「MSG」より。
アルバムとしては、3枚目よりもカッコイイ!

「Looking for love」は、哀愁を帯びたメロと
後半の鳴きまくるギターソロがCOOL♪







Looking for love - マイケル・シェンカー・グループ
2ndアルバム『MSG』 1981年
アルバムお薦め度 「持っていても良いでしょう」

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