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未来に残したい洋楽&邦楽の名曲

70~80年代の洋楽&邦楽を中心に未来に残したい名曲&名盤を独自にチョイスするBlogです☆
未来に残したい洋楽&邦楽の名曲 TOP > 2012年12月
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ヘビーローテーション - AKB48 【ポップスの名曲】

【邦楽ポップスの名曲】


ヘビーローテーション






さて。本年最後にご紹介するナンバーなんですが。。。

特に深い意味はありませんがAKB48の「ヘビーローテーション」でシメます☆
少なくともこの曲以前には ボクは大島優子さんの存在を全く知りませんでした。。。
※まぁ。未だに7~8人くらいしかメンバーの名前をフルで言えませんけどね。

決してボクから観たいと言った訳ではないんですが。。。
仕事仲間がどうしても「AKBを是非とも見せたい!」というもので
彼女たちのLive DVDを先週あたり数枚渡されましてねぇ・・・

毎日数曲づつ消化しておるところなんでござんす。
※つうか最新のDVDだけでいいつうの。。。
あと。おまけで付いてたSKE48のDVDが意外と良かった・・・


でまぁライブでいろいろ彼女らの持ち歌を聴いてみても
この曲と「BINGO!」だけは傑出してるな。
と思ったもんでして とりあえず選びました☆


さて。
あくまで個人的な感想なんですけど・・・

「彼女たちって もうかなり勢いは衰えてきてるな。」

と感じます。。。

少なくともちょっと前まで感じられた上昇方向の
エナジーやモチベーションを全く感じられなくなりましたね。
まぁつまり 横ばいからやや下降気味の段階なんだろうと思いました。
ま。アイドルは もって10年というのが業界相場ですんでね・・・
※ん?彼女たちってデビューして何年経ったんだろう???


そういう機微には敏感なプロデューサー氏のことですんで
うまい引き際もボチボチ考え始めてるんじゃなかろうか?
と思うのですね。

と言ってもまだ2年くらいは持つでしょうケド。
まぁ・・・金になるうちは徹底的に絞りつくすんでしょうが
巨大化した名声を維持し続けるには相当な負荷とコストが掛かります・・・

あのプロデューサー氏ならば 見切りもやたら早そうです。
身銭は絶対に切らないタイプだろうなぁ。


彼女たちのライブを観てて思ったのは・・・

何となく北朝鮮の「喜び組」と重なる点でしょうかね。
常に笑顔を強要され 「恋愛」などに関して厳しい禁止法令で縛り付ける。
破ったら強制収容所送りにされる。。。みたいな。

つまりは相当に政治的洗脳(のようなもの)を笑顔のなかに感じます。。。


人間であるならば自分では抑えられない様々な感情ってあるもんす。
特に若い女の子ならば それを制御することってかなり難しいだろ~と思います。

「人を好きになる気持ち」に対して罰則を設けるなんていうのは
個人的には有り得ない話です。。。

幼稚園児だろうが老人だろうが・・・
自分で自在に恋愛感情をコントロールできる人なんて誰もいない。
しかも一部の大人たちを儲けさせるために自己犠牲を強いられるなんで・・・

ファンが熱烈に応援するほどに彼女たちの人格はアンドロイドと化し、
リアルな感情を失ったままでインプットされたルーチンワークのみを
こなし続けることだけが唯一の居場所となっていく。
誰もそれ以外の道を彼女たちに与えないからだ。。。


果たして・・・
彼女たちがホントに喜ばせたいのってファンなのか、
プロデューサー氏なのか、それとも自分自身なのか。。。
ボクには良く判りませんな。
きっと彼女たちもホントは判らなくなってるんでしょうけどね。


人生の数年間を華やかなスポットライトの下で過ごすことは
まぁアイドルという業種からすれば名誉な事なんだろうとは思います。
でもこの48人だかの女の子のうち 数年先までスポットされ続けてるのは
限られたほんの数名程度しかいないんでしょうけどもね。


しかしながら。少なからずここ数年の日本の芸能界を振り返って、
もし彼女たちがいなかったら どうなっていたんだろうと考えた場合、
やはり彼女たちが果たした役割は非常に大きかったということは間違いありません。
メディアを含めた芸能界のほとんど全てをいっぺんに背負わされてたようにも思えます。

まぁ。。。
彼女たちが自分の意思で今のポジションを選んでる以上
何ら外野がとやかくいうべき事ではないでしょう☆


ん?今年最後の記事が果たしてこんな内容で
ちゃんと締まったんでしょうか???まぁいいか・・・



「ヘビーローテーション」は実に良い曲だと思いますよ♪



当ブログにヘビロテ(笑)訪問頂いております皆様方。
このような勝手気ままな乱筆ブログを一年間ご覧頂きまして誠に有難う御座いました!
ではでは良いお年をお迎えくださいませ☆
また来年。。。





ヘビーローテーション - AKB48
3rdアルバム『ここにいたこと』 2011年

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Who Can it Be Now - Men At Work 【80年代ロック】

【80年代洋楽ロックの名曲】


Who Can it Be Now





I selected "Who Can It Be Now?"
from 1st album "Business as Usual"
of Men At Work released in 1981.



1982年の洋楽ヒットチャートから


さてさて・・・
多くのブロガーさんもそうだと思いますけど
ボクも本日にて今年のブログ更新が終了となります。。。

ですんで最後に洋楽と邦楽を1曲づつご紹介したいと思います☆


まずは洋楽のトリから!

もしボクが80年代の名曲を1曲だけ選ぶならきっとこの曲を選ぶでしょう♪

オージー系バンドのメン・アット・ワークが1981年にリリースし
いきなりビルボードのシングルチャートでNo.1を獲得した
「Who Can it Be Now(ノックは夜中に)」☆

ロックではない気もしますが ポップスでもないような・・・
とにかくイントロとサビでフィルインするサックスのフレーズが
ものすごく耳に残りますわねぇ。

間奏のソロパートを含め ちょっとサックス吹ける人なら
誰でも吹けてしまいそうな簡単なフレーズなんですけどね♪
まぁ「神」のフレーズなんでしょう♪

改めて聴くとヴォーカルも相当にシブい・・・


実際彼らは80年代に3枚のアルバムをリリースした後、バンド活動を停止するんですけど
このデビュー曲のインパクトは個人的にはものすごく突出しておりましたなぁ☆




Who Can It Be Now? - Business As UsualWho Can it Be Now - メン・アット・ワーク
1stアルバム『Business as Usual』 1981年

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Jack & Diane - John Cougar 【80年代フォーク】

【80年代洋楽フォークの名曲】


Jack & Diane





I selected "Jack & Diane"
from 6th album "American Fool"
of John Cougar released in 1982.



1982年の洋楽ヒットチャートから


ジョン・メレンキャンプ氏がジョン・クーガーだった時代。。。
ボクが最初に耳にした彼のナンバーがこのパワーフォーク?調の
アコースティックナンバー「Jack & Diane」でした☆

すでに先行リリースされていた「Hurts So Good」を追いかけるようにして
アルバム『American Fool』2ndカットされたこのナンバーは
ビルボードのシングルチャートで見事No.1を獲得しますが
「Hurts So Good」とは数週間に渡って2曲同時で
ベスト10にランクインするという快挙を成し遂げるのですね☆

でも・・・
もしこの曲に ちょっと違和感すら感じる強烈なビート音が無かったとしたら。。。
たぶん凡作になってたかもしれませんわねぇ・・・




Jack & Diane - American FoolJack & Diane - ジョン・クーガー
6thアルバム『American Fool』 1982年

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Somebody's Baby - Jackson Browne 【80年代ポップス】

【80年代洋楽ポップスの名曲】


Somebody's Baby





I selected "Somebody's Baby"
from Soundtrack album "Fast Times at Ridgemont High"
of Jackson Browne released in 1982.



1982年の洋楽ヒットチャートから


もしボクが好きな70年代の男性SSWを3人挙げろといわれたら・・・
一番好きかどうかは分かりませんが、真っ先に思い浮かぶのは
ジャクソン・ブラウン氏でしょうね☆

彼もボクのイメージ的には70年代のお人なんですけれども。。。

1982年公開の映画『初体験/リッジモント・ハイ』の主題歌
「Somebody's Baby (誰かが彼女を見つめてる)」が
ジャクソン氏リリースの全シングル楽曲中
ビルボードチャートでの最高位となる第7位に輝きます。

まぁ彼の場合、あくまでアルバム系アーティストなんで
シングルヒットには さほどこだわってなかった
(すんごくコダワってたかもしれませんが・・・)気がしますからね。。。

80'sになっても彼のサウンドは変わっておりません☆
いつもの調子で爽やかに演ってます♪




Somebody's Baby - The Next Voice You Hear - The Best of Jackson BrowneSomebody's Baby - ジャクソン・ブラウン
オリジナルサウンドトラック『Fast Times at Ridgemont High』 1982年

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You Should Hear How She Talks About You - Melissa Manchester 【80年代ポップス】

【80年代洋楽ポップスの名曲】


You Should Hear How She Talks About You





I selected "You Should Hear How She Talks About You"
from 10th album "Hey Ricky"
of Melissa Manchester released in 1982.



1982年の洋楽ヒットチャートから


メリサ・マンチェスターさんといえば・・・。
ボク的にはそのお美しい美貌はさておいて
どうにも70年代のイメージしか湧いてきません。。。
つうか大ヒットしたバラードナンバー「Midnight Blue」のイメージしかないかな?

そんな彼女が1982年にリリースした10thアルバム『Hey Ricky』から
モロに80'sの音へと変貌したエレクトリックなダンスポップチューン
「You Should Hear How She Talks About You」をチョイス☆

ビルボードのシングルチャート最高5位をGetしたこの曲は
翌1983年のグラミー賞「最優秀女性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス賞」
を見事に獲得いたしました☆

ほほぉ。ショートカットにされたようですな!
相変わらずおキレイにござんす♪




You Should Hear How She Talks About You (Re-Recorded / Remastered) - The Best OfYou Should Hear How She Talks About You
メリサ・マンチェスター
10thアルバム『Hey Ricky』 1982年

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Take It Away - Paul McCartney 【80年代ポップス】

【80年代洋楽ポップスの名曲】


Take It Away





I selected "Take It Away"
from 4th album "Tug of War"
of Paul McCartney released in 1982.



1982年の洋楽ヒットチャートから


さきほど「1974年の洋楽チャートから」の名曲紹介でも彼らは登場しましたが・・・

ポール・マッカートニー氏が1982年、ジョン・レノン射殺後リリースした
最初のアルバムである『Tug of War』☆

ソロ4枚目となるこのアルバムはUS&UKチャートで初の同時1位に輝くなど
主要各国のセールスチャートで軒並み大ヒットいたしました。

このアルバムを代表するナンバーがスティーヴィー・ワンダーとのデュエットで
シングルチャートNo.1ヒットとなった「Ebony and Ivory」なのはご存知のとおり。

しかし・・・この曲。。。個人的には飽きてしまったんで
このブログではご紹介いたしません。。。あしからず・・・


このアルバムからのシングルカットで全米チャート最高10位を記録したのが
リンゴ・スター氏をゲストドラマーとして迎えたナンバー「Take It Away」☆

イントロはレゲエ風に始まりますが フィルイン後に8ビートが乗っかると
一転してポップに様変わりしていきます☆

面白いというべきか何と言うべきか・・・
この曲は5週ものあいだチャート10位をひたすらキープしてたようです。
なんで一桁ヒットにならなかったのかは謎ですwai lol




Take It Away - Tug of WarTake It Away - ポール・マッカートニー
4thアルバム『Tug of War』 1982年

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Wasted On The Way - Crosby, Stills&Nash 【80年代フォーク】

【80年代洋楽フォークの名曲】


Wasted On The Way





I selected "Wasted On The Way"
from 2nd album "Daylight Again"
of Crosby, Stills&Nash released in 1982.



1982年の洋楽ヒットチャートから


ちょっと驚いたんですけど・・・
クロスビー、スティルス&ナッシュって解散してなかったんですねぇ。
ボクの中ではウッドストックに出演後くらいには
てっきり各々の音楽活動に専念されてたとばかり思っておりました。。。
しかも80年代に新譜まで出されてたとは・・・
※まぁ何度かニール・ヤング氏離脱後も
個々でくっついたり離れたりを繰り返してたみたいですが。。。


そんなこんなでニール・ヤング氏を除くメンバー3名の名義で
1982年にリリースした4thアルバム『Daylight Again』から
ハモリでイーグルスのティモシー・B・シュミット氏をFeatし
ビルボードのシングルチャートで最高9位を獲得した
「Wasted On The Way」をチョイス♪

このアルバムもアルバム・セールスチャートで8位となりました☆

この時代に このアコースティックなナンバーを打ち込むあたり
イヤハヤさすがですわねぇlol

なんとなく初期のアルフィーのような感じもします♪
※アルフィーの曲調はもっと全体的に暗い・・・んですけどね。。。




Wasted On the Way - Daylight Again (Remastered)Wasted On The Way - クロスビー、スティルス&ナッシュ
4thアルバム『Daylight Again』 1982年

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Hold Me - Fleetwood Mac 【80年代ポップス】

【80年代洋楽ポップスの名曲】


Hold Me





I selected "Hold Me"
from 13th album "Mirage"
of Fleetwood Mac released in 1982.



1982年の洋楽ヒットチャートから


70年代後半 音楽史に残る記録的な大ヒットアルバムを
リリースしたフリートウッド・マック☆の面々・・・

その時代にはさぞシングルチャートでも
No.1ヒットを連発してたんだろうと思いきや。。。
意外なことにビルボードのシングルチャートでNo.1に輝いたのは
その大ヒットアルバム『Rumours』からのシングルカットナンバー
「Dreams」の1曲だけだったんですね。。。

ちなみに・・・
当サイトの推しアーティストでもある彼らなんですが。。。
まだその年代まではこのブログでご紹介しておりませんな。
もうすぐ。。。そこいらの年代に差し掛かると思われます☆



さて。
80年代に入り ソロとしての活動などが盛んになると同時に
バンドのあいだで様々な問題を抱えはじめていきます。

そして1982年にリリースした13thプラチナアルバム『Mirage』をリリース後、
1987年に再始動するまでのあいだバンド活動を中止することになるのですね。


そんなアルバムから☆
ビルボードのシングルチャートで最高4位を記録した「Hold Me」をチョイス☆
まさにフリートウッド・マックっぽさ満載の上質ポップってな感じでしょうかlol
悪くいうなら。。。相変わらずどこかノリ切れない素朴な曲。。。
※まぁ別に悪く言う必要もないんですけどもねぇ・・・


1977年の「Don't Stop」を最後に 彼らの楽曲が全米シングルチャートで
ベスト3入りすることはなかったんですが このアルバムは80年代以降の
セールスチャートで1位を獲得した唯一の作品となりました♪




Hold Me - Fleetwood Mac: Greatest HitsHold Me - フリートウッド・マック
13thアルバム『Mirage』 1982年

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【ALOHA STAR MUSIC DIARY No.16】 スピッツの名曲特集 ~その2~

【ALOHA STAR MUSIC DIARY No.16】 スピッツの名曲特集 ~その2~





前回のお話



誰かに聞いたような気がする。
「7秒のあいだに存在する過去と未来の中心が現在である」と。
いや もしかしたら過去と未来「7秒づつ」だったかもしれない。

でもそれ以来「現在」とは「7秒間の出来事を指すもの」
だと勝手に覚えてしまったし 何となくそれには納得できた。

1秒先が未来であるとか1秒前が過去だとか
最も小さな物理学の時間の単位で定義するものだ。
と言われても どこかピンと来ない。

根拠がなくても7秒という単位には何となく説得力を感じた。

ただ もしそれが正しいとしても間違いだとしても
3.5秒先の未来にボクらが追いつくことはない。

ボクらの意思とは全く無関係に
常に3.5秒づつの過去を永遠に積み重ねながら
ボクらの「今」は未来へと流れてゆく。
僅か7秒のあいだに現実と理想を共有させながら
ボクらは ただひたすらに「今」を生きている。




ハチミツ
6thアルバム『ハチミツ』 1995年






1983年6月


最初にその病名と聞いたときはちょっと安心したんだ。
ボクの親戚にも その病気に掛かってる人は何人かいるけど
普通に食事もしてるし平気で酒も飲んでたから。

マレンもどことなくほっとした様子だったが
彼女のお母さんは しばらく入院することになったようだ。

彼女に父親がいないということは何となくは知っていた。
でもその理由をボクからは一度も聞いていないし
彼女からも話したことはない。


「お母さんの入院中って 川澄はひとりで家にいるの?」

「あたしちょっとだけ おばあちゃん家に住むんだよ」

「おばあちゃん家ってどこよ?」

「鎌倉なんだけどねぇ」

「え。じゃぁ学校には来れんの?」

「まぁ。ちょっとの間だから電車で通うんだよ」


彼女はセミロングの髪の毛をヘアゴムで結び直しながら
電車通学が出来ることを少しだけ自慢そうに笑った。

鎌倉からは大体1時間くらいで学校までは通えるらしい。

「あぁ!もうヤダぁ!」

時折吹く潮風のせいでなかなか上手くいかずに
彼女は何度も横に垂れ下がってくる髪の毛をピンク色のヘアゴムで結び直していた。



運命の人
8thアルバム『フェイクファー』 1998年





「そういえば修学旅行ってカミュちゃんとは違うグループなんだよ」

最近。いや中3になってからかな。
彼女はボクのことを「パル」とは呼ばず
名前を「ちゃん」付けで呼ぶようになった。

まぁ彼女以外 誰もボクを「パル」などとは呼んでなかったし
「なんでパルなの?」といろんな人から聞かれるのにも
疲れてたんでちょうど良かったんだが。

そもそも「パルコが好きだから」なんて冗談に決まってるのに
それをすっかり真に受けた彼女もちょっと問題だと思うんだけど・・・

まだ たまに昔の癖で「パル」と呼んでることも時々あったが
きっと彼女は話に夢中でそのことには気付いていないんだろう。


「あたしカミュちゃんのグループに行っちゃおうかな」

「いいじゃん。ホテルは同じみたいだから別に」


秋に行く修学旅行は どういう訳だか偶数クラスと奇数クラスに分けられた。
ボクは偶数で彼女は奇数のクラスだった。
宿泊ホテルは一緒らしいが昼間はそれぞれ別々の場所に行くらしい。


「え~。つまんないじゃん。それじゃぁ意味無いじゃん」

「別に夜遊べばいいんじゃねぇの?」

「だって部屋違うでしょ」

「当たり前じゃん!そんなの」


マレンは何だか納得がいかないようだった。


「・・・あっ!分かった!じゃぁ今度 鎌倉に行かない?」

「鎌倉?あぁ。別にいいけど・・・」

何が分かったんだか知らないけど
彼女は修学旅行で昼間一緒になれないんだから
せめて鎌倉にはふたりで行きたいと言った。
まぁボクにとって 京都と鎌倉に明確な違いなどは無いんだけど・・・

「でもディズニーランドも絶対に行こうね!」

そういえば今年ディズニーランドがオープンしたらしいが
何だかものすごいことになってるみたいだ。
果たして行ったところで入れるんだろうか。
きっと乗り物なんてほとんど乗れないんじゃないかな。

「どっちかひとつ選べって言われたらどっち行きたい?」

ボクはちょっと意地悪く尋ねた。

「そりゃぁディズニーランドのほうが行きたいけど。。。」

マレンは予想通り 少しだけ哀しそうな表情を浮かべた。

「いいよ。。。両方とも行こうよ。」

マレンはすぐ笑顔へと戻り ボクの左腕に微笑んだまま
顔ごとしがみついて来た。


風には 新緑の香りと微かな潮の匂いが混ざり合っている。
きっとこれは この街にしかない独特の調合なんだろう。




愛のことば

6thアルバム『ハチミツ』 1995年







1983年9月


中学2年で一緒だった佐藤マキコとは3年になっても同じクラスだ。
彼女とは小学校の高学年でも一緒だったんだけど
以前とはずいぶんと。いやすごくイメージが変わった。

マレンも割と顔立ちがはっきりしていたんだが
マキコは小学校の頃から髪の色も赤茶色く色白肌で
とてもはっきりした大きな二重まぶたがどことなく
外国の女の子のような雰囲気だった。

天然にカールした長く茶色い髪を後ろに束ねるさまは
「エースをねらえ」に出てくる「お蝶婦人」こと竜崎麗香を思わせた。

今にして思えば ボクのクラスには彼女を含めて
何だかすんごく目立つ雰囲気の女子が集められた気がする。
男子には不良っぽいのはいない。
どっちかといえば音楽好きな感じの連中が多いのかな。

クラスの中でもマキコは一際目立つ存在だった。
まぁ良く分からないけど フランスあたりのお嬢様って感じなのか。


一番仲の良かった[イウ]こと伊浦ナオトとは
クラスが違ってしまったんで3年になってからあまり会っていない。
不思議と学校の行き帰りにも彼のことを見かけなくなった。


今年の初めに起こった「サウス事件」。。。

思えばあれ以来 他の学校のグレた連中と会う機会が妙に増えたな。
しかし別に喧嘩するというのではなく 勝手に盛り上げられた
「サウス」という実体の無い空想上のグループの主要メンバーとして
変に認められてしまったのである。

まぁ一番の理由は この界隈でも名の通った有名なワルと殴り合った。
という噂が大きかったんだろうけど それをいちいち否定してみても
すでに作り出された空想のグループはボクらの周りでは
今でもそれなりの知名度を維持し続けている。

不思議なもんで 連中とはあんなに険悪な感じだったのに
いざ仲良くなるとすんごく急速に馴染んでいった。
ヤツらが普段屯してる家に遊びに行ったこともある。

誰の家だったかは分からないけど タバコの煙が充満する小さな部屋には
潰れたジュースの缶やエロ雑誌、そしてカセットテープが散乱し
タバコで焦がしたような焼け跡が至る所に残る薄汚れたピンク色の絨毯を覆っていた。

雑誌の上に無造作に置かれた灰皿を
フィルターだけになった吸殻が山のように満たしている。
そこはあまり居心地のいい場所ではなかったんだが
ボクにとってはタバコを吸い始めるきっかけとなった記念すべき部屋。。。
まぁ結局、連中とはその後でちょっとモメたんで今は全く会ってないけど。


こないだ佐藤マキコから告白のようなことをされた。
具体的に「付き合って欲しい」と言われてはいないが
多分そういう感じの雰囲気だったような気がする。

マレンとは きちんと別れたのかどうかボク自身良く分からない。
おそらくは もうほとんど会うこともないだろうし
もし会ったとしても ボクらがまた付き合うのかどうかは分からない。


ボクにとって「マレンって何だったんだろう」。

確かに毎日ではなくても彼女に「恋しさ」のようなものを感じた。
ホンキで結婚してもいいと思ったことも何回かはある。

でも 他の連中と遊ぶほうが面白いときもあったし
たまにだけど「ウザいなぁ」と思うこともあった。

だから もしマレンと付き合ってなかったとしても
そんなに困るほどのことでもなかったのかもしれない。


でも。。。
ふと何かのきっかけで彼女の姿がボクの心に映るとき
ものすごく言いようのない寂しい気持ちになる。

その寂しさは いつだって心の奥のほうへとボクを引きずり込もうとする。

そういう瞬間が 夜眠りにつく前とかに訪れる。
そんなときだけは 誰かと一緒にいたいと思う。
ひとりでいるのが何だかすごく辛くなるのだ。


もうすぐ修学旅行。
マレンと一緒に行くことはもうないんだな。
だったらあんなにグループが違うとかって騒ぐ必要もなかったのに。

ボクはたかだか3ヶ月前の彼女との会話を思い浮かべていた。

机にうつぶせたままで 開け放たれたガラス窓の向こう側を見ている。
海の色は西日に照らされ オレンジ色にゆらゆらと揺れ動く。
波のない静かな海面には まだあの夏の余韻が漂っている。




夏が終わる

4thアルバム『Crispy!』 1993年






1983年6月


何だかマレンはちょっと機嫌が悪いみたいだ。

「そういえばお母さん大丈夫?」

ボクが尋ねても

「特に変わらない・・・」

と素っ気ない。


マレンが鎌倉から中学に通うようになって1週間が経過していた。
彼女のお母さんは相変わらず まだ入院しているようだった。

「いつ頃 退院できそうなの?」

「分かんない・・・」

ボクは学校帰りにマレンを駅まで送りながら
うつむきボヤけた返事を繰り返す彼女に少しだけ苛立っていた。

彼女が鎌倉に住み始めてから こうして駅まで送って行くんだけど
毎日という訳ではなかった。

例の隣町の連中と放課後ツルんでることもあったし
同じクラスの音楽好きの家に集まって新しいLPを聴くこともあった。
だから最近は 週に3回程度しか彼女と一緒に帰ることはない。


「カミュちゃん 最近いろんな子と電話で話してるでしょ。何で?」

「いや。最近モテるからねぇ」

「何で電話するの?」

マレンの機嫌が悪い理由のひとつは そのことだったのかな。

「オレが電話してるんじゃねぇけど」

「だったら電話出なきゃいいじゃん!」

彼女はちょっと怒りながらそう言った。

「オレじゃなくて その子らに言えばいいんじゃねぇの?」

ボクもなんだか少しだけムカついてきた。


ボクのなかで彼女の存在が小さくなったということではない。
ただ 新たにボクを取り巻くいくつかの要素が増加したんだろう。
だから今のボクが彼女との時間を最優先にしていないことだけはきっと確かだ。

「いいよ もう!」

マレンは足早になって先へと歩いていった。
ボクは彼女をしばらく追ったが途中で足を止める。
遠ざかって行く彼女の姿をその場で見送った。

彼女はきっと振り向くだろうと思ってたけど
もし振り向いたら追いかけようと思ってたんだけど・・・
結局マレンはボクのほうを一度も振り返らなかった。



夕陽が笑う、君も笑う
7thアルバム『インディゴ地平線』 1996年







1983年9月


佐藤マキコの両親は 駅前で飲み屋かなにかをやってるようだ。
それが理由か分からないけど 彼女にもいろんな噂が立っている。

こないだウチの母親が「あの子は売春とかしてるんじゃないの?」
とボクに言ってきた。

「はぁ?してねぇんじゃねぇ」

別にボクは彼女に対して特別な感情はなにも抱いてなかったけど
そういうことを言う母親になんだかすごくムカついた。
でも その話が本当なのかウソなのかは判らない。

そういう話を聞いたことは何度かあったけど
ボクにはどうでも良かった。


2年のとき 彼女から一度だけどこかへ遊びに行こうと誘われたことがある。
そのときはマレンと付き合ってる状態だったんで結局遊びには行ってないのだが。


こないだマキコがボクに言った言葉を何となく思い出す。

「川澄さんと別れたんなら もう遊びに行っても平気でしょ」

たぶん。別れたんだろうとは思う。
ボクらは どちらもちゃんと言葉にはしていないんだけど・・・
たぶん・・・もう別れたんだろうな。

「別に。。。行ってもいいんだけど」

そう答えたが あまり気乗りはしなかった。

そのせいではないと思うけど まだボクの心になかにはマレンがいた。
後悔はないけど きっと今なら彼女に伝えられる言葉はあるはずだ。
ボクのなかに初めて「誰か」を失う感覚を残して去った彼女に対しての・・・


ボクは彼女に送った曲の歌詞を思い出した。
あれは本心だったのだろうか。
あのときは80%くらいだと思ったけど
今なら100%本当の気持ちだと伝えられるような気がした。

もしかしたら彼女はもうあのカセットを聴いていないかもしれない。
でもあの曲はマレンに。彼女だけに伝えるためのボクの想いだ。

だから誰にも歌うこともないだろうし
音としてちゃんと残されてるのは あの時彼女にあげたカセットだけだ。

もし彼女が聴かなくなったとすれば
あの曲はこの世界からは永遠に消え去ってしまうんだろう。



君だけを
4thアルバム『Crispy!』 1993年






誰かを大切だと想う気持ちって 時間と比例するのだろうか。
一緒に過ごした時間の長さだけ 大きくなっていくんだろうか。

ボクは違うと思う。

きっと時間ではなくて距離だ。

近くにいるときには気付かないかもしれない。
その人との距離が大きくなるほど その人の大切さに気付かされる

距離の近さは「安らぎ」を
そして距離の遠さは「愛しさ」をボクらに教えるものなんだろうか。





スピッツの名曲特集 ~その3~ へ続く
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Band on the Run - Paul McCartney & Wings 【70年代ポップス】

【70年代洋楽ポップスの名曲】


Band on the Run





I selected "Band on the Run"
from 3rd album "Band on the Run"
of Paul McCartney & Wings released in 1973.



1974年の洋楽ヒットチャートから


ボク自身、ビートルズ解散後にソロ(じゃない方もいますが・・・)として
リリースされた4人のメンバーのアルバムってほとんど持っておりませんでした。
※そもそもウイングスが3人組だったなんて知ったのは かなり先の話でしたからねぇ。。。


ジョージの作品は数枚ありましたけど
ジョンとポールのアルバムは1枚づつしか無かったですかねぇ・・・

その1枚が・・・
ポール・マッカートニー&ウイングスが1973年にリリースした
3rdアルバム『Band on the Run』です☆

US&UKのアルバムチャートで初めて同時にNo.1を獲得した
まぁ。彼らにとって最も売れた3プラチナGetのアルバムでござんす☆

そのオープニングを飾ったのがアルバムのタイトルトラックにして
シングルチャートでもNo.1を獲得した「Band on the Run」です♪

この曲は3部構成の組曲なんですけど
このアルバムの作品って結構そういう感じで突然変調したり、
前のコードとの繋がりを感じられないパターンの楽曲が多いんですわねぇ。。。
そういう意味で 当時としてはかなりアバンギャルドなアルバムです。

まぁつまりは・・・
ポール氏がきっとノーマルな状態ではないときに作ったんではなかろうか?
とも思いますけどねぇ・・・いやきっとそうだ!そうに違いないlol




Band On the Run - Wingspan - Hits and HistoryBand on the Run - ポール・マッカートニー&ウイングス
3rdアルバム『Band on the Run』 1973年

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Oh My My - Ringo Starr 【70年代ポップス】

【70年代洋楽ポップスの名曲】


Oh My My





I selected "Oh My My"
from 3rd album "Ringo"
of Ringo Starr released in 1973.



1974年の洋楽ヒットチャートから


さて。。。
ビートルズ解散後、リンゴ・スター氏がソロとなってからの3rdアルバムとなる
1973年リリースの『Ringo』☆

このアルバムにはビートルズのメンバーをはじめとして
ビリー・プレストン氏などリンゴ氏と親交のあったミュージシャン陣が
どさっと集結しておるようですな。。。

結果的に2枚の全米No.1シングルを生み出し、
プラチナを獲得したアルバムも全米セールスチャート2位を記録するなど・・・
まぁリンゴ氏にとっては最大のヒット作品なので御座いました☆


そんなアルバムからの3rdカットシングルで
ビルボードのシングルチャート最高5位となった
「Oh My My」をチョイス☆

身内同士で遊んでる感が漂うリラックスモードのポップナンバーっすね☆



Oh My My - リンゴ・スター
3rdアルバム『Ringo』 1973年




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Nothing from Nothing - Billy Preston 【70年代ポップス】

【70年代洋楽ポップスの名曲】


Nothing from Nothing





I selected "Nothing from Nothing"
from 9th album "The Kids & Me"
of Billy Preston released in 1974.



1974年の洋楽ヒットチャートから


ボクはビートルズに関してほとんど知識を持っておりませんが・・・

ファンのあいだで「5人目のビートルズ」と言われ
「Get Back」や「The Long and Winding Road」ではエレクトリックピアノを、
そして「Let It Be」でハモンドオルガンを演奏したビリー・プレストン氏☆

う~む。。。
あのアフロヘアからは想像できない偉業ですわね・・・

そんなビリー氏が1974年にリリースした9thアルバム『The Kids & Me』から
ビルボードのシングルチャートでNo.1ヒットとなった
「Nothing from Nothing」をチョイス☆

超ポップにスイングするホンキートンク調なナンバーでござんす☆
すんごく気持ち良さそうに演っておりますねぇlol
ビリー氏の歌声もなかなかにソウルでGood☆


このアルバムは実に良いです☆
久々に名盤認定しときましょう♪




Nothing from Nothing - Be Kind Rewind (Original Motion Picture Soundtrack)Nothing from Nothing - ビリー・プレストン
9thアルバム『The Kids & Me』 1974年
アルバムお勧め度「一度聴いてみたら?」



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I'll Have To Say I Love You In A Song - Jim Croce 【70年代カントリー】

【70年代洋楽カントリーの名曲】


I'll Have To Say I Love You In A Song





I selected "I'll Have To Say I Love You In A Song"
from 2nd album "I Got a Name"
of Jim Croce released in 1973.



1974年の洋楽ヒットチャートから


カントリーテイストのSSWであるジム・クロウチ氏は1973年9月20日、
ノースウェスタン州立大学で行われたコンサートの後、
テキサスへ移動中にバンドメンバーと共に飛行機事故で亡くなられたのですが。。。

彼の死後3ヶ月を経た同年12月にリリースされたアルバム
『I Got a Name』からシングルカットされ
ビルボードのシングルチャートで最高9位となった
愛する気持ちをやさしく歌い上げたアコースティックなバラードナンバー
「I'll Have To Say I Love You In A Song」をチョイス♪


「ラブソング」というと・・・
すんごく大袈裟なストリングスとかが入ってくるような
壮大なモノを連想しがちなんですが。。。

この曲のようにシンプルに愛を綴った作品って
すんごく心に染み渡るときがありますねぇ☆


何度も言おうとしても
どうしてもいつも違う言葉になってしまう・・・

だからボクはキミを愛してると言わなきゃいけないんだ
歌の中で



この気持ちってすんごく良く分かります。。。
残された奥さんがこの曲を聴いたときの気持ちも・・・
何となく分かりますよねぇ。。。




I'll Have To Say I Love You In A Song - ジム・クロウチ
アルバム『I Got a Name』 1973年



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For The Love Of Money - The O'Jays 【70年代ファンク】

【70年代洋楽ファンクの名曲】


For The Love Of Money





I selected "For The Love Of Money"
from album "Ship Ahoy" of
The O'Jays released in 1973.



1974年の洋楽ヒットチャートから


グループの結成は50年代後半のようですが。。。
2000年に入った現在も音楽活動を続けておられるみたいですねぇ☆
R&B系グループであるザ・オージェイズ♪

デビュー当時は5人組でしたが途中2名が離脱したため70年代には3人となります。

さて。70年代に入ると ザ・スタイリスティックスやザ・スピナーズを生み出した
フィリー・ソウルの名門レーベル「フィラデルフィア・インターナショナル・レコード」
からアルバムをリリースいたします。

ではアルバムから!

ベースに有名なセッション系ミュージシャンであるアンソニー・ジャクソン氏を迎え、
彼がライティングにも参加したビルボード シングルチャート最高9位獲得の
ファンクナンバー「For the Love of Money」をチョイス☆


アンソニー・ジャクソン氏のベースが異様に前めに出ている
シンプルなようで かな~り難しいアレンジのナンバーっすね☆




For the Love of Money - Ship Ahoy (Bonus Track Version)For The Love Of Money - ザ・オージェイズ
アルバム『Ship Ahoy』1973年

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Then Came You - Dionne Warwick & The Spinners 【70年代ポップス】

【70年代洋楽ポップスの名曲】


Then Came You





I selected "Then Came You"
from album "Then Came You"
of Dionne Warwick & The Spinners released in 1974.



1974年の洋楽ヒットチャートから


1962年デビューの言わずもがなの大御所女性ソウルシンガー
ディオンヌ・ワーウィック女史でございますが。。。

高名な割に 彼女ってソロでのNo.1ヒットが1曲もなかったのには驚きます。。。
彼女の30年以上に渡る音楽キャリアにおいて
No.1を獲得した楽曲はたったの2曲のみ。

その1曲がエルトン・ジョン、スティーヴィー・ワンダー、グラディス・ナイト
との競演を果たした おそらく最も有名であろう1985年リリースの
That's What Friends Are For」でございますね☆


さて。もう1曲はというと・・・

1974年にスピナーズをFeatしビルボード シングルチャート
No.1ヒットとなった「Then Came You」です☆

この曲はディオンヌさんのアルバム『Then Came You』と
スピナーズの5thアルバム『New and Improved』に収録されました☆

この曲のライティングは当時スピナーズの作品を数多く手掛けていた
フィラデルフィア・ソウルの名プロデューサーのトム・ベル氏。

すんごくハッピーフィールに満ち溢れた実に気持ちいいナンバーです☆


しっかし・・・このジャケ画。。。
もうちょっとデフォルメするなり補正するなりは
できんかったんでしょうかのう???
LPサイズで見たらかなりコワいでしょ。。。これじゃぁ・・・




Then Came You - My Friends & MeThen Came You - ディオンヌ・ワーウィック & スピナーズ
アルバム『Then Came You』 1974年

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Keep On Smilin - Wet Willie 【70年代ロック】

【70年代洋楽ロックの名曲】


Keep On Smilin





I selected "Keep On Smilin"
from Best album "Millennium Collection" of Wet Willie.



1974年の洋楽ヒットチャートから


ボクも35歳を過ぎたあたりから ひたすらに70年代のCDを割と聴いておるんですが・・・
やはり持ってないアルバムのほうが圧倒的に多いんだなぁ~と
当時のヒットチャートを追いつつ改めて認識しておる次第です;;;

1971年デビューのサザンロック系バンドであるウェット・ウィリー☆
彼らのアルバムってのも聴いたことないですなぁ。。。

そんな彼らにとって唯一の全米シングルチャートでの
ベスト10入り(最高10位)ナンバーが
1974年にリリースされた「Keep On Smilin」です☆

まぁサザンロックというよりは初期モータウンっぽいソウルちっくな
リズム&ベースにちょいとメロディを乗っけてみた!
的なシンプルなナンバーに思えますがねぇ♪




Keep On Smiling - Hot Southern NightsKeep On Smilin - ウェット・ウィリー
ベスト盤『Millennium Collection』

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Smokin' in the Boys Room - Brownsville Station 【70年代ロック】

【70年代洋楽ロックの名曲】


Smokin' in the Boys Room





I selected "Smokin' In the Boys Room"
from Best album "The Best Of Brownsville Station"
of Brownsville Station released in 1973.



1974年の洋楽ヒットチャートから


ブラウンズヴィル・ステーションというバンド名を聞いても
「はて?誰?」となってしまうんですけんど。。。

1985年にモトリー・クルーがカヴァーしスマッシュヒットを記録した
「Smokin' in the Boys Room 」のオリジナルを歌ってたのが
彼らだったんですねぇ☆

さて。
オリジナルのほうは1973年のビルボードのシングルチャートで
最高3位まで上昇いたしました☆

が。。。まぁ彼らも一発系だったようでして・・・
その後はゆるやかにfade outされていかれたようですね☆


ただ・・・この曲のR&Rコードって やっぱカッコいいです☆
普通ならノレないテンポなんですがこのギターのレイドバックには
何となくノセられてしまいますわいな☆




Smokin' In the Boys Room - Yeah!Smokin' in the Boys Room - ブラウンズヴィル・ステーション
ベスト盤『The Best Of Brownsville Station』1973年

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A Very Special Love Song - Charlie Rich 【70年代バラード】

【70年代洋楽バラードの名曲】


A Very Special Love Song





I selected "A Very Special Love Song"
from album "A Very Special Love Song"
of Charlie Rich released in 1974.



1974年の洋楽ヒットチャートから


音楽キャリアのスタートは1960年からのようですが特にヒット曲もなく
60年代を過ごされていたカントリー系シンガーのチャーリー・リッチ氏☆

しかしながら突如1972年あたりから全米シングルチャートに顔を出しはじめ
ついには1973年リリースの「The Most Beautiful Girl」が
見事シングルチャートでNo.1を獲得いたします☆


そんな氏が最も勢いに乗ってた1974年リリースのアルバム
『Very Special Love Songs』からのタイトルトラックにして
ビルボード シングルチャートで最高11位を記録した
カントリーバラード「A Very Special Love Song」をチョイス♪

ウソかまことか・・・
Wikiる限りでは 1974年にベスト盤を含めて7枚ものアルバム
(シングルではないですよ・・・)をリリースしてるようなんですけど。。。
どんだけハイ・ペースな創作しとったんでしょうかね???


さて。カントリーテイストのバラードナンバーである
このあまりにもクドいタイトルの「A Very Special Love Song」なんですが。。。

ボクはこの曲をさっき聴いて ノスタルジックなメロディに
思わず泣きそうになってしまいました・・・まぁ泣きませんがねぇ;;;


すんごくいい曲だと思いますよ☆
なんだか遠い昔のいろんな出来事が思い出されます。。。




A Very Special Love Song - チャーリー・リッチ
アルバム『Very Special Love Songs』 1974年

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You Make Me Feel Brand New - The Stylistics 【70年代バラード】

【70年代洋楽バラードの名曲】


You Make Me Feel Brand New






I selected "You Make Me Feel Brand New"
from BesT album "Greatest Hits of" of The Stylistics.



1974年の洋楽ヒットチャートから


70年代のソウルバラードというよりも洋楽史に残る
アダルト・コンテンポラリー系バラードの元祖!ともいえるであろう
スタイリスティックス1974年のヒットナンバー「You Make Me Feel Brand New」☆
ビルボードシングルチャートで 彼らにとっては最高位となる2位を獲得いたしました♪

当然ながらこの名曲は現在でも数多くのアーティストにカヴァーされとります♪


この曲に凝縮されたシルクのように儚くもエレガントな世界観は
ちょっとやそっとじゃ真似できませんわいな・・・

まぁ「神曲」なんでしょうなぁ~☆lol


さて。ちょいと理由は不明ですが
この曲は彼らの3rdアルバム『Rockin' Roll Baby』と
4thアルバム『Let's Put It All Together』に収録されております。

Wiki読む限りでは日本語表記だと3rdアルバム『Rockin' Roll Baby』からの
シングルカット。とされてますがこちらは長尺Ver.のようです。

英語の原文から察する限りでは4thアルバム『Let's Put It All Together』からの
シングルカットということのようですね☆


ちなみにアルバムセールスでもこの『Let's Put It All Together』が
彼らにとっては最高位となる14位を記録しております☆




You Make Me Feel Brand New - Greatest HitsYou Make Me Feel Brand New - スタイリスティックス
ベスト盤『Greatest Hits of-Let's Put It Together』

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Jet - Paul McCartney & Wings 【70年代ロック】

【70年代洋楽ロックの名曲】


Jet





I selected "Jet"
from 3rd album "Band on the Run"
of Paul McCartney & Wings released in 1973.



1974年の洋楽ヒットチャートから


ソロとなってからのポール・マッカートニー氏が
どういう音楽的方向性を模索してたのかはボクには判りません。
まぁそれを定付け義できるほどには彼の作品を聴いてませんのでね。。。

ただ当時のヒットチャートに登場するシングルナンバーを聴けば聴くほど
その方向性が理解できなくなってしまうんですよね。

1973年にリリースされ ビルボードのシングルチャートで7位となった
ポール・マッカートニー & ウイングスの3rdアルバム
『Band on the Run』からの2ndカット「Jet」も聴けば聴くほど
ワールドワイドなサウンド・エッセンスが凝縮されとる気がします。
コードアレンジも数曲分をひとつに組み合わせたような感じですね。


彼らのサウンド的特徴のひとつであるブラスセクションとレゲェテイストのリズムギター、
さらにはコーラスグループ的要素が融合した実に不思議系ソングでござんす☆
まぁ・・・強いていえば「ミュージカル・ロック」と言えるのかもしれません。


ちなみに・・・
日本では ボクも毎週必ず土曜日に聴いていた(もっと先の話ですが。)
「DIATONEポップスベスト10」(FM東京)で1974年の
年間洋楽チャート1位を獲得したようです。。。




Jet - Wingspan - Hits and HistoryJet - ポール・マッカートニー & ウイングス
3rdアルバム『Band on the Run』 1973年

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Rock and Roll Heaven - The Righteous Brothers 【70年代ロック】

【70年代洋楽ロックの名曲】


Rock and Roll Heaven





I selected "Rock and Roll Heaven"
from Best album "Retrospective"
of The Righteous Brothers released in 1974.



1974年の洋楽ヒットチャートから


ライチャス・ブラザーズといえば・・・
世間一般の圧倒的大多数の方々は1990年の映画『ゴースト/ニューヨークの幻』
で主題歌となった「Unchained Melody(アンチェインド・メロディ)」を
まっさきに思い浮かべることでしょう。

つうかソレしか思い浮かばないでしょう♪
※無論・・・ボクもです☆


1963年デビュー以降、BIGヒットを含めてそれなりに売れてた彼らですが・・・
片割ビル氏のソロ活動に伴って1968年に一旦活動停止状態となったようです。

それから6年後の1974年 再結成された彼らの第一弾リリースシングルが
ビルボード シングルチャートで最高3位となった
「Rock and Roll Heaven(ロックンロール天国)」でござんす☆

・・・しかしながら。。。
せっかく再結成したんですが 彼らはこの年を最後に
特にその後は目立った音楽活動をしてないようですな。。。


さて。。。
この「Rock and Roll Heaven(ロックンロール天国)」って
よくよく聴いてみると伝説のミュージシャン
(早くにお亡くなりになられた御方たち)に対する
レクイエム・ソングでもあったんですねぇ☆
だから「ロックンロール天国」なんですかぁ・・・あ~なるほどね。。。

この曲自体は全くR&Rではないですもんねぇ。。。絶対ソウルですよねぇ☆


正直「Unchained Melody」は ものすごくキライなんですけども
この曲はすんごくイカしてますねぇ☆
あまり一般的には知られていないみたいなんで
「隠れ名曲」と言えるんじゃないでしょうかねぇ!




Rock & Roll Heaven - ReunionRock and Roll Heaven - ライチャス・ブラザーズ
ベスト盤『Retrospective 1963-1974』

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Please Come To Boston - Dave Loggins 【70年代カントリー】

【70年代洋楽カントリーの名曲】


Please Come To Boston





I selected "Please Come To Boston"
from 2nd album "Apprentice"
of Dave Loggins released in 1974.



1974年の洋楽ヒットチャートから


さて。。。
彼は かのケニー・ロギンス氏の「いとこ」のようなんですがねぇ。。。
カントリー系SSWのデイヴ・ロギンス氏が1974年にリリースし
ビルボード シングルチャートで最高5位を記録したカントリーバラード
「Please Come To Boston」をチョイス☆

彼にとっては唯一の全米ベスト5入りを果たしたナンバーっす♪
※まぁ彼の場合 もう1曲だけ57位にランクインした楽曲があるだけですが・・・

さてこの「Please Come To Boston」ですけども。。。
ひたすら爽やかでアコースティックなカントリーバラードが続いていくんですが
サビで一瞬ちょいとリズムが入って盛り上がったな!
と思いきや最後は妙にロックします☆


なんでそこだけなの?っつう感じはちょいとしますがねぇ(笑
まぁ良かとですたい!




Please Come To Boston - デイヴ・ロギンス
2ndアルバム『Apprentice (In a Musical Workshop)』 1974年

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Hooked On a Feeling - Blue Swede 【70年代ポップス】

【70年代洋楽ポップスの名曲】


Hooked On a Feeling





I selected "Hooked On a Feeling"
from Best album "Golden Classics of" of Blue Swede.



1974年の洋楽ヒットチャートから


つい最近なんかのCMでも冒頭の「ウガ・チャカ」部分が使用されとりましたが・・・

B.J.トーマス氏が1969年にリリースしビルボード シングルチャートで
最高5位を記録したナンバーを スウェーデンのロックバンドである
ブルー・スウェードがカヴァーし1973年のシングルチャートで見事No.1を獲得した
「Hooked On a Feeling」をチョイス☆

オリジナルのコンポーズをかなりぶっ壊してますんで
果たしてこれをカヴァーというべきか悩みますが・・・

一応メロはオリジナルのものを因襲しとりますんでねぇ。。。
でも・・・オリジナルの爽やかさは一切残されておりません。。。
なんでこんな部族的フレーズを思いついたのかさっぱり判らんですな;;;
まぁ悪くはないですけんどもね。。。




Hooked On a Feeling - Hooked On a Feeling - SingleHooked On a Feeling - ブルー・スウェード
ベスト盤『Golden Classics of』

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Best Thing That Ever Happened To Me - Gladys Knight & the Pips 【70年代ポップス】

【70年代洋楽ポップスの名曲】


Best Thing That Ever Happened To Me





I selected "Best Thing That Ever Happened to Me"
from 11th album "Imagination"
of Gladys Knight & the Pips released in 1973.



1974年の洋楽ヒットチャートから


モータウンからブッダ・レコードへ移籍したグラディス・ナイト・アンド・ザ・ピップスの
移籍後1stとなった通算11thアルバム『Imagination』からの1stカットシングル☆

カントリーシンガーのレイ・プライス氏が1973年にリリースしたナンバーをカヴァーし
ビルボードのシングルチャートで最高3位を獲得したエレガントなアトモスフェアを漂わす
「Best Thing That Ever Happened To Me」をチョイス♪

オリジナルVer.をポップなアレンジに仕上げた爽やかなナンバーっす☆

何となく気分良く起きられた休日の朝に・・・
上質なコーヒー豆を気分で選び【ありえへん】ミルで挽きつつ【絶対にせんわ!】
ゆっくりとドリップさせた【んなことあるかい!】特別な一杯を味わいながら
聴きたくなる1曲ですねぇ♪※心の声は無視してくださいませ☆

※そんなドラマみたいな優雅な休日って・・・最近めっきり無くなりましたわな。。。
ひたすらにダラダラと。。。グダグダと過ごしております。。。




Best Thing That Ever Happened to Me - Best OfBest Thing That Ever Happened To Me
グラディス・ナイト・アンド・ザ・ピップス
11thアルバム『Imagination』 1973年

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【ALOHA STAR MUSIC DIARY No.15】 P.M.9 - 矢沢永吉

【ALOHA STAR MUSIC DIARY No.15】 P.M.9 - 矢沢永吉




1983年1月


最近 何だかすごくアメリカに対する憧れが強まってるような気がする。
でもきっとそれはLAやNYとか都心部へのものではない。

ボクの中にあるアメリカに対する漠然としたイメージ。。。
それは『A LONG VACATION』のアルバムジャケットようなトロピカルな風景だ。
これがハワイなのかどうかは分からないけどすんごく絵が気に入ったんで
中1の頃からボクの部屋の壁にずっと飾られたままだ。

このハワイかどこかのリゾートビーチのような眩しい風景に
今はものすごく憧れてるんである。

そういえば中1のときに買った矢沢永吉の海外アルバム『YAZAWA』も良く聴いていた。
英語で歌われた「抱かれたいもう一度 」はすんごくカッコいいと素直に思った。

でも今は『YAZAWA』のアルバムジャケットで彼が着てた
ピンク色のVネックシャツがすんごく欲しいのである。

クリスマスにマレンから貰ったシド・ヴィシャスのチョーカーを
もっと良く見せるられるように・・・

ボクの髪の色もだいぶ茶色くはなってたけど
最近 教師もあまり文句を言わなくなってきたな。
でも それを学校にしてったらさすがに没収されるだろうな。



ROCK ME TONIGHT





新年を迎えて 中2の3学期が始まって早々 ちょっとした事件が起きた。

果たして誰かの勘違いが引き起こしたものなのか
それとも些細な噂話がきっかけとなったものなのかは分からないんだけど。。。


ボクらが学校から帰宅する道中に去年 変な雑貨屋がオープンした。
『サウス・ウインド』なる怪しげなショップの狭い店内には
「Coca-Cola」や「HERSHEY'S」の文房具など魅力的なアメリカ雑貨と
絶対に欲しくないような手作り風のアンティーク小物が並んでいた。

その店のオーナーはどことなく東南アジア系の顔立ちをしていて
毎日朝からエスニック・スタイルなファッションでその近辺をうろついていた。

いつも一緒に帰宅しているメンバーには不良っぽいヤツは誰もいなかったが
このオーナーの似顔絵を店の看板に貼り付けたりして楽しんでいた。

すると ある日「この絵を描いた人に景品を差し上げます」
と絵のうえにメッセージされてたんで正直に名乗ってみたら
「お前らかぁ」と言いながら「Coca-Cola」の文具を結構な量くれた。
だからまぁ 悪いヤツではないんだろうなと思った。

いつからか こうして同じ方向へ帰宅する連中同士で「チーム・サウス」という言葉を
自然と使うようになり始めた。なぜ自分たちをそう呼んでたのかは特に覚えていない。
ましてや暴走族に関係するような流れとは全くの無縁だ。


3学期を迎えたある朝、たまたま体調が悪くって数日間休んでたんだけど
久しぶりに学校に向かって登校していると ボクのエレキ・ギターの先生でもある
[イウ]こと伊浦ナオトと一緒になった。
彼もいわゆる この「サウス」チームのメンバーである。

すると突然イウは

「カミウも気をつけろ」

と言い出した。

何のことかさっぱり判らなかったが 彼はいきなり折りたたみ式ナイフを
制服の内ポケットから取り出し 制服で包み隠すようにしてそれをボクに見せた。

「昨日、隣町の中学の連中が放課後ウチの学校にきて
俺らを探してたみたいなんだけど・・・
そいつら警棒とかカイザーナックルとかの武器を持ってたらしいからな」

この隣町の中学は 以前からこの界隈ではワルくて有名な学校だった。
たぶん族に入ってるのも結構いたと思う。

「はぁ?何でそんなのが来たんだ?」

「どうやらウチの3年の誰かをシメに来たら
ウチの学校で一番有名なのは『サウス』の連中だって
ソイツがビビって言ったみたいなんだが・・・」

「誰だそいつ バカなんじゃねぇの」

聞けば今の3年では まぁまぁ目立ってるほうだけど
全然中途半端なダセェ野郎が隣町のヤツらに脅されてそう言ったようなのである。

ボクとイウだけであれば、まぁ何となくマークされるのも判るんだけど
他のメンバーは皆マジメな秀才系の連中ばかりだ。
しかし いくら今の3年が全くダサいからって2年のボクらに
変な厄介事を押し付けてくるっていうことにムカついた。

ボクらが教室に入ると黒板に「打倒!サウス連合!」
とチョークで大きく殴り書きされた文字が完全には消しきれずに
まだうっすらと残っていた。

どうやら他の教室にも同じことが書かれてたようだった。

「連合じゃぁねぇよ・・・なぁ」

ボクはそれが本当だったのかと思い ちょっと憂鬱になってきた。



WITHOUT YOU





ボクはキャロル時代の矢沢永吉は知らない。
でもボクが中1のときリリースされたアルバム『YAZAWA』と『RISING SUN』、
そして去年リリースされた『P.M.9』の3枚は持っていた。

特に『P.M.9』は去年 ボクが唯一買った邦楽アルバムだったかもしれない。
このアルバムってほとんどがすんごく名曲だと思うんだけど
やはり「LAHAINA」と「YES MY LOVE」のようにエレガントな
ビーチリゾートの夕暮れを連想させる感じのサウンドは
ボクのなかにずっと様々な南国の情景を想い描かせていた。

特に「LAHAINA」というタイトルが ボクの心に深く刻み込まれてしまった。
「いつかは絶対に行ってみたい。」という想いと共に。


一体誰に番号を聞いたのか分からないんだが。
ウチに知らない連中からの電話が頻繁に掛かり始めた。
別にウチの母ちゃんも毎回丁寧に取り次がなくっていいんだけど。。。

さすがに最初はワルくて有名な隣町の学校名を名乗られてビビッたが
同じ調子で脅されてると だんだんそれなりに脅され慣れてくるものだ。

「今風呂入ってるから」とか「飯食ってるから」
と言って電話を切ってしまえば その日はもう掛かって来なかった。

ただ執拗に電話が掛かってくるにつれ 次第にボクも
「やるならヤルかぁ。コラぁ」とか「来んなら来いよぉ。オラぁ」
みたいな調子になっていってしまった。まぁホンキではなかったんだけど・・・
別に殴られるのは割と平気だったんで もうどうでもいいように思えてきたのだ。

だからボクも最初は護身用に飛行機型の折りたたみナイフを持ち歩いていた。
だが試しに一度 教室のカーテンを思いっきり刺してみらた ナイフの刃が布を突き抜けずに
折りたたみ部分に戻ってしまい 柄を持っていたボクの右手小指と薬指を深く切った。
それ以来ナイフを持ち歩くのは止めたのである。



NO NO NO





結局のところ「行くから待ってろ。テメェ」と予告された日になっても
連中が学校に姿を現さなかったので今のところ一度も喧嘩沙汰にはなっていない。

が、どういう訳か「ボクがそいつらとやり合った」
という噂だけが学校の内外に広まっていった。

まぁ受話器越しに「やるならヤルかぁ」と言ったけど。。。
何だかすでに「ヤッたこと」になってしまったようなのである。

本当かどうかは分からないけど 電話して来てた連中側の街のほうで
そういう噂が広がっているような話は聞いたことがある。


いつだったかマレンと一緒に駅前を歩いてたとき
知らないどっかのダセェ野郎が「川澄さん!」と彼女に声を掛けてきた。

コイツはどうやらマレンが以前通ってた
塾か何かで一緒だったみたいだが
一瞬ボクと睨みあってから

「サウスのカミュてお前かぁ」

とニヤけながら唐突に言ってきた。

ボクはこの馴れ馴れしい野郎が気に喰わなかった。

「いや。川澄さんがサウスのヤツと付き合ってるって聞いたから・・・」

「だから何だよ?」

「いや別に・・・」

何かモゴモゴ言いながらソイツは足早に去っていった。

当事者をよそに 根拠のない噂話だけが勝手に大きく膨張し
やがてボクの知らない架空の物語は作り出されていった。

マレンは心配そうに「ヤバいんじゃないの?大丈夫なの?」と言ってきたが
もうボクには『サウスのカミュ』ってヤツのことをどうすることも出来ない。
もはや誰に対して事実を否定すればいいのかなど全く分からなかった。


確かに。。。
最近は そういう類いの野郎連中からの電話は止んだか。。。
でもその代わりに全然知らない女の子からの電話が
ちょっと増えてきたように思える。

一番聞かれる質問・・・

「カミュ君はいま彼女いるの?」

もはやすっかりカミュが苗字だと思われてしまってるようだが
「可未宇」は名前である。まぁ今となってはどうでもいいんだけど。。。

質問に対するボクの答えは大抵の場合はいつも同じである。

「多分・・・いると思います」


小学校時代に矢沢の「アイ・ラヴ・ユー、OK」や「時間よ止まれ」を聴いたときには
何だかすごくつまらない曲のように思えてたんだけど・・・
もし今聴いたら きっといい曲に聴こえるんだろうな。
わかる年齢にならなくちゃ判らない音楽ってきっとあるんだと思う。




P.M.9 - 矢沢永吉




Side A
 1 WITHOUT YOU    
 2 ROCK ME TONIGHT    
 3 EBB TIDE    
 4 NO NO NO    
 5 LAHAINA    

Side B
 1 JEALOUSY    
 2 HOLD ON BABY    
 3 YES MY LOVE    
 4 NETTAIYA    

リリース 1982年7月10日|ワーナー・パイオニア

1981年にリリースされた全世界発売アルバム『YAZAWA』製作ではマイケル・マクドナルドを除いた当時のドゥービー・ブラザーズのメンバーが全面的にサポートしてたようですが、1982年リリースの『P.M.9』では更なる豪華アーティストが集結☆ドゥービー・ブラザースからはボビー・ラカインド&ジョン・マクフィー。TOTOからはスティーヴ・ルカサー&ジェフ・ポーカロ、そしてリトル・フィートのビル・ペイン。さらにはアンドリュー・ゴールド、ニコレット・ラーソン、マーク・ジョーダンなどなどもゲスト参加してるという まさにボクが当ブログで紹介してる大物ばかりを集めたようなアルバムなんですね☆まぁ言わずもがなに著作プロテクトが厳しい御方ですんでこのリンク先もいずれ閲覧不可になるでしょう!でもこのアルバムは一度聴いてみても良いと思いますよ♪

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奇跡 - くるり 【バラードの名曲】

【邦楽バラードの名曲】


くるり 




↑ Short Ver.です・・・


くるりといえば・・・「JUBILEE」以降
いつの間にやら菅野美穂さんとチオビタという社名が一緒に出てきてしまうくらい
見事メディアプロモーションによって刷り込まれてしまった感がありますが・・・

ボクはほとんど彼らのオリジナルアルバムを聴いておりませんので言い切るのも変ですけど
この方々が作る音楽は間違いなく「ジャパニーズ・ポップ・ミュージック」の指標にして
かつ最先端のサウンドなのだろうなと思います。

まぁつまり「これが最先端の邦楽だ!」
と言ってもいい!という感じはします。

決して新しい音のみが最先端という訳ではありません。
ましてや もし流行なんてものに便乗すれば来年即「古い音楽」行きです。

洋楽ばっかりを聴いてるうちに思うこと。
それは「ほのかな情感の欠如」という部分だろうと思います。
メロディのなかに鮮明に感じるのではなく
余韻のなかに僅かに感じられるような「郷愁感」ともいえますかねぇ。


では。
くるりが2011年にリリースした
『ベスト オブ くるり / TOWER OF MUSIC LOVER 2』収録のチオビタソング
「奇跡」をどうぞ♪

彼らの楽曲ってサビまで結構引っ張るので有名なんですが。。。
弓矢の弦をゆっくり引きつつ一気に解き放たれたような
ノスタルジックなサビメロに思わず震えますなぁ・・・

無論プロテクトが厳しい彼らですんでリンク先の削除等はご容赦ください!




奇跡 - ベスト オブ くるり / TOWER OF MUSIC LOVER 2奇跡 - くるり
『ベスト オブ くるり / TOWER OF MUSIC LOVER 2』 2011年

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牡牛座ラプソディ - キリンジ 【ポップスの名曲】

【邦楽ポップスの名曲】


牡牛座ラプソディ



当時TVKの邦楽PV番組かなんかで観たのが一番最初だったと思いますが・・・
この曲を聴いたときの衝撃って邦楽ソングのなかでもダントツだった気がします。

1999年リリースの2ndアルバム『47'45"』からのシングルナンバー
「牡牛座ラプソディ」☆

この曲に1発でハマってしまいアルバム買っちゃいましたねぇ。。。
もしこれをカラオケでハズさずに歌えたんなら相当に音感が良い御方だろうと・・・


良く覚えてないんですが。。。たしかPVの内容もアルバムジャケみたく
走ってるランナーをインタビュアが追いかけてたような・・・
勘違いかもしれませんケド。


兄弟系ユニットの中では明和電機とキリンジは次元の違う国内最高峰の
ホンモノとしてのプレミアムを持つアーティストなんだろうなぁと思います。


さて。
こないだ録画しといた小田和正氏のクリスマス番組を観てたとき
キリンジの「エイリアンズ」をJUJUとか松たか子さんと共にカヴァーしとりましたが
堀込(弟)の歌声って何となく若かりし時代の小田氏に似ておりますな。。。
こちらのナンバーも超Chic&Momentaryで好きなんすが・・・
衝撃の度合いからすれば「牡牛座ラプソディ」には及びませんねぇ;;;

ちなみに。。。彼らも著作規制がすんごくキビシめなんで削除されたらスンマセン・・・
ご視聴はお早めに☆





牡牛座ラプソディ - SINGLES BEST -Archives- (Partial Album)牡牛座ラプソディ - キリンジ 
2ndアルバム『47'45"』 1999年

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【やっぱブリトニーはエロかった☆】【90年代以上洋楽ポップスの名曲】


Hold It Against Me 





I selected "Hold It Against Me"
from 7th album "Femme Fatale"
of Britney Spears released in 2011.




こないだ数曲ブリトニー・スピアーズさんの新めなナンバーをご紹介しとりますが。。。

現段階で最も新しい7thアルバム『Femme Fatale』からの1stカットシングル!
きっと もはや音楽用語的にはこういう装飾語ではないのかもしれませんが。。。
敢えて言いますと デジタルトランス系テクノポップな「Hold It Against Me」をチョイス♪

この曲もビルボードのシングルチャートでNo.1を獲得しておりますけど。。。
PV観てて一番気になるのは「SONY」の社ロゴです・・・
なんですかね?こりゃ。。。


いずれにしても。。。
もはや彼女にチラリズムを求めるほうが不自然なくらいに
モロ見せ路線を突っ走っておりますなぁ。。。
はてさて いつまで続けるのやら・・・

ただ、この年代くらいになってくると彼女も以前とは顔がやっぱ違いますね。
※特に眼の辺りがねぇ・・・
老けたなぁ。とは思いませんが・・・
やっぱ可愛げが無くなってしまったよぉ~に思います。

でも・・・筋肉質で色気の無いマドンナの裸やら
意味不明なガガの下着姿を見せられるよりも
個人的には全然ブリ派ではありますケドねぇ☆




Hold It Against Me - Femme Fatale (Deluxe Version)Hold It Against Me - ブリトニー・スピアーズ
7thアルバム『Femme Fatale』 2011年



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Even the Nights Are Better - Air Supply 【80年代ポップス】

【80年代洋楽ポップスの名曲】


Even the Nights Are Better





I selected "Even the Nights Are Better"
from 7th album "Now and Forever"
of Air Supply released in 1982.



1982年の洋楽ヒットチャートから


すでに70年代半ばにはデビューしておりましたが・・・
1980年にリリースされた5thアルバム『Lost in Love』で
一躍世界的な知名度をGetしたメロウ系オージ バンドのエア・サプライ☆

まぁ只今1982年のビルボードチャートのヒット曲を特集しているもんですんで
どうしても登場するアーティストの作品を最初に聴いたのって
この年代にリリースされたものばかりになってしまいますケド。。。

そんな流れからすれば・・・ボクが一番最初に聴いた彼らのナンバーも
1982年にリリースされ ビルボードのシングルチャートで最高5位となった
「Even the Nights Are Better」なんですわいな☆

でも過去にヒットした彼らの作品よりも
この曲のほうがセンチメンタルで好きですね☆
しかし・・・グラハム・ラッセル氏って
ホントにナチュラルなハイトーンヴォイスをお持ちですね☆




Even the Nights Are Better (Remastered 1999) - The Best of Air Supply: Ones That You LoveEven the Nights Are Better - エア・サプライ
7thアルバム『Now and Forever』 1982年

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Eye of the Tiger - Survivor 【80年代ロック】

【80年代洋楽ロックの名曲】


Eye of the Tiger





I selected "Eye of the Tige"
from 3rd album "Eye of the Tige"
of Survivor released in 1982.



1982年の洋楽ヒットチャートから


どういう経緯かは不明ですが・・・
スタローン氏自らが映画『ロッキー3』の主題歌として作曲依頼したとされる
サバイバーが1982年にリリースの大ヒットナンバー「Eye of the Tiger」☆
この曲は1983年のグラミー賞で最優秀ロック・パフォーマンス部門を受賞しました☆


さて・・・
サバイバーは1979年にデビューしてますが
80年代初期にリリースした2作のアルバムは
ほとんど注目されてはおりませんでした。

まぁ。。。そんな彼らが突如映画のテーマソングを担当し
6週に渡ってビルボードのシングルチャートでNo.1をキープするんですから。。。
人生って実に不思議なもんすなぁ・・・

ちなみに。彼らなんですけども・・・
この後 数年は再びパタっとセールスが延びなくなります。
ですが。。。またしても1985年に公開された映画『ロッキー4』の主題歌にして
亀田興毅氏の入場曲「Burning Heart」で息を吹き返します。。。
※どういう抱き合わせ商法なんじゃ!!

確かに・・・
ロッキーのときにだけ すんごくキャッチー&メロウな作品を作ってますね☆
きっと双方のフィーリングが合ってたんでしょうなぁ!

このアルバムは当時 隣の兄貴に貰ったのですがねぇ。。。
すっかりMTVなどでこの曲を飽きてたんで全く聴いておりませんでした;;;
※ゲっ!こんなところでカミングアウトしちまったぁ。。。
スマヌ!兄貴・・・あの頃は興味なかっただよぉ。。。

でも久々に聴くと・・・ふむふむなるほど!
ギターのリフ音がすんごくクリアで気持ちいいのは確かですな☆




Eye of the Tiger - Eye of the Tiger (Remastered)Eye of the Tiger - サバイバー
3rdアルバム『Eye of the Tiger』 1982年

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Masterpiece of the Western music of the 70s/70年代洋楽の名曲
If you want to cry/泣きたいとき
If you want to be healed/癒されたいとき
Drinking alcohol/お酒を飲みつつ
While driving/ドライブしながら
If you want to Fever/血が騒ぐ
Masterpiece of the Western music of the 80s/80年代洋楽の名曲
80's Ballard masterpieces/80年代バラードの名曲
80's Rock masterpieces/80年代ロックの名曲
80's Pops & AOR masterpieces/80年代ポップスの名曲
70's Dance masterpieces/70年代ダンス系の名曲
Masterpiece of the Western music of less than 70s/70年代未満洋楽の名曲
Less than the 70's classic Ballad/70年代未満バラードの名曲
Less than the 70's classic Rock/70代未満ロックの名曲
Less than the 70's classic Pops & AOR/70代未満ポップスの名曲
Masterpiece of the Western music of more than 90s/90年代以上洋楽の名曲
Ballade more than of the 90s/90年代以上バラードの名曲
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90's Dance masterpieces/90年代ダンス系の名曲
Masterpiece of the Japanese music/未来に残したい日本の名曲
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Spend the night with sadness/悲しみと共に過ごす夜
Nostalgic feelings/ノスタルジックな想い
In the room which shines with the morning sun/朝日が差し込む部屋で
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Memories of youth/若かりし日々の思い出
If you want to fuss/タテノリしたい気分なとき
If you want to feel the Rock/かなりRockな気分
Masterpieces of Instrumental/インストルメンタルな名曲
 
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