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未来に残したい洋楽&邦楽の名曲

70~80年代の洋楽&邦楽を中心に未来に残したい名曲&名盤を独自にチョイスするBlogです☆
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【Re-Edit】 ガラスのジェネレーション - 佐野元春 【ポップスの名曲】

【Re-Edit】【邦楽ポップスの名曲】


ガラスのジェネレーション





Epi-22

 1982年8月18日(木) 中学2年の夏休み
 おそらく夕方の午後5時過ぎ

 中学2年のボクたちは、これでもう、13回目の夏を迎えたことになる。
 残香(ざんこう)をわずかに湛(たたえ)え、地表からそっと解き放たれてゆく湿った熱気を、柔(やわ)かに冷ましていきながら薄暮(はくぼ)の空を彷徨(さまよ)い続ける夏の夕風。その涼風を頬のあたりにふと感じたとき、過ぎ去りし幼き夏の思い出が、一瞬心に蘇る。

 たそがれてゆく街のなか、絶えずたゆたうその風は、時間軸の規則性などないままに記憶のなかを自在に行き交う「タイムマシーン」と、どこか似ている。――たとえいまのボクがどれだけ変わってしまっても、どこでなにしていようとも、心の内面から直接投影されてくる真夏の情景は、鮮明なまでにあの幼き頃のままなのだ。

 庭先の静寂を絶えず震わす蝉時雨(せみしぐれ)、――その音は、さっきまでうつら見ていた夢のなかでも、ひたすらずっと鳴り響いてた。遅めの昼食を終えてから、すっかり寝込んでしまったボクは、ついさっきようやく目覚めたばかりだ。――

 けれど、はたしていまが明け方なのか、夕方なのか、すぐには判断できずいる。 ベッドの上、わずかに射し込む西陽を浴びて、ボクは雲ひとつない空を見上げた。

(あぁ、もう夕方か、……)

 開け放たれた窓から紛れる夕風が、蝉らの声と交わって、まるで呼吸をしているかのよう、琥珀に染まった白いレースのカーテンをゆっくり大きく膨らまし、やがて柔(やわ)かに萎(しぼ)ませてゆく。

 川澄マレンはお盆のあいだ、鎌倉のおばあちゃんの家に行ってるらしい。
 ここ数日、こうしてボクは、ただ時間をいたずらに消費しながらぼんやり毎日過ごしていた。

(やたら海へとばかり行きたがっていた小学生の頃とは、夏休みの過ごし方がすっかり変わってしまったな)

 いまのボクが休みのあいだにしていることといえば、――少しだけアンプのボリュームをあげ、一日中レコードを聴いてるか、せいぜい夕食のあと、隣に住むイトコの兄貴の部屋へ行き、タバコをくゆらせエレキギターを弾いているくらいなものだろう。たまにベッドに寝転がり、親父が買い揃えた歴史小説なんかを眠くなるまで読むこともあった。が、いずれにしてもこの3週間近く、ほとんど外出などはしていない。週に二、三度、川澄マレンと会ってた以外は。――
 
 ベッドから起きあがり、レコードプレイヤーとアンプの電源を同時に入れる。しばらくすると佐野元春のセカンド・アルバム『ハートビート』のオープニングナンバー「ガラスのジェネレーション」のポップなイントロが流れてきた。このLPは、たぶんこれまでボクが聴いてきた邦楽アルバムのなかでも、かなり再生回数は多かったはずだ。

 どのくらい聴いたかなんてよく覚えてないが、少なくとも中1になったばかりの頃は一時期、毎日このアルバムばかりを聴いていた。――

 昨夜、ある女の子から電話があったんだ。
 小学校の高学年までずっと同級生だった佐藤マキコとは、中学生になってから、まだ一緒のクラスになったことはない。うっすらと緑色した大きな瞳に、金色を帯びた赤茶色の髪の毛がすごく印象的な色白肌の彼女は、むかしからどことなく外国人の女の子のような雰囲気だった。

「――カミウさぁ。明日って、なにか予定あるの?」

 数年振りに話す彼女は、受話器の向こう側から突然、ボクにそう訊ねてきた。

「えっ、明日? 特にはないけど、……なんで?」

 とりあえずそう返事はしたけれど、久々に声を聞いたマキコから、いきなりそんな質問をされるなどとは思いもしなかった。

「もし暇ならさぁ、明日どっか遊びに行かない?」

 少しも動じず、マキコはまるで当たり前のような口調でそういった。

「えっ、2人で?」

 少しだけ動揺しながら、ボクはそう聞き返した。

 当時はまったく気づかなかったけど、いまにしてみればなんとなくわかる気がする。小学校4年のときから授業の一環で採り入れられた文化活動の時間、マキコはなぜか、いつもボクと同じ科目を選んでた。なんで女の子の少ないその科目をマキコが選んだのか、ずっと不思議だったんだ。

 それに、運動会で披露するダンスの練習をしてたとき、彼女の手を握った瞬間、幼いながらもほかの女の子とはちょっとだけ違うような感触を指先に覚えたりして、……まぁ、いずれにしたってあの頃は、恥じらいみたいな感情を単なる違和感ということで片付けてしまっていたのだろう。

 もしかしたら彼女が「小さな恋心」をボクに抱いてたんじゃないのかな? と思うようになったのは、つい最近になってからのことだ。――

 マキコからなにも返答が返ってこなかったので、ボクのほうからふたたび口を開くしかなかった。

「どこに行くの? オレと2人でってこと?」

「2人だと、……やっぱり無理っぽい?」

 彼女は少し寂しげにそういった。いくらクラスが違うとはいえ、ボクとマレンがつき合ってるってことくらい彼女も知っていたはずだ。いずれにせよ、「もしマキコと2人だけでどこかへ遊びに行った」なんてことを知ったなら、さすがにマレンも怒るだろうなと思い、ボクがなにも答えられずにいると、

「……マレンに怒られるかな?」

 少し疑問系でマキコのほうからそう訊いてきた。

「たぶん。……怒るかもしれないけどね」

 と、ボクが少し笑って答えると、

「やっぱり、そうだよねぇ」

 と、照れるようにし、マキコも笑った。彼女が本心で諦めたのかどうかはわからなかったが、そう納得されちゃうとボクも「ちなみに、どこに行きたいの?」などとは、それ以上訊くこともできず、しばし無言となる。

「――また今度、電話してもいい?」

 マキコは最後にそういってから電話を切った。…………

 『ハートビート』のA面が終わると、アンプのラインをチューナーに切り替え、ふたたびベッドの上で寝転がる。――まるでヨットのセイルのように潮風を受けてカーテンが舞いあがるたび、夕暮れの淡い陽射しが部屋のなかへと一斉に引き込まれてきて、天井に光と影の満ち引きをぼんやり描き出してゆく。

 そんな揺らめく光を眺めているうち、マキコとの昨夜の会話を思い出す。――FMラジオからは佐野元春の代表曲、「サムデイ」のイントロが流れはじめた。ドラマチックに昇華していくBメロの途中あたりに差しかかるとボクは、それを一緒に口ずさむ。そして思った。

(マレンは、鎌倉の親戚の家からいつ帰ってくるんだっけ?)

 小さな蝉が発し続ける大音量のノイズのことなどすっかり忘れ、もて余される時間のなかで、なんだか無性にマレンに逢いたくなっていた。

 なぜだろう。誰かに対する恋しさは、安らぎばかりをボクたちに与えてくれるわけじゃない。 いや、――むしろ、その逆ばかりがいつだって与えられてるようにも思う。

 けれど、「誰かを好きになる」ってことは、せつないほとの苦しみを伴うものだ。……とかってことをいえるほど、恋をしてきたわけじゃないけど。――――






ガラスのジェネレーション (LPヴァージョン) - Heart Beatガラスのジェネレーション - 佐野元春 
2ndアルバム『Heart Beat』 1981年

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水色ノート - 伊藤つかさ 【バラードの名曲】

【邦楽バラードの名曲】


水色ノート





Epi-12


 1983年4月18日(月) 中学3年の一学期
 3時限目が終わった休み時間

 そういえばまだボクの本名を明かしていない気がする。

 苗字は椎那(シイナ)
 椎那可未宇(シイナカミウ)だ。

 「シーナ」と「カミウ」、――そのどちらも、響きが外国人のような名前のせいで、小学校の頃はよく、いろんなヤツにからかわれたりしたものだ。……

 そんな小学校時代、ボクが好きになった4人の女の子たち。いまにして思えばその子たちに特別な共通点などなにもなかった。低学年の頃に好きだった2人の女の子はどちらかといえば、はっきりとした目鼻立ちの、どこか知的なキレイ系、そして中高学年で好きになった2人のほうは、まったくその逆で素朴な顔立ちのおとなしい雰囲気の子だった。

 ボクが最後に好きになったのは、小6のとき、クラスは違うけど同じ塾に通ってた地味でマジメそうな女の子。――どうしてバレたかまでは覚えていない。けれど「その子を好きだ」ってことが、ほかの塾生たちに知られてしまい、本人の前で冷やかされたことが一度だけある。

 それが間接的だったにせよ、「好きだ」という想いを本人に知られてしまったのは、きっとそのときがはじめてのことだろう。たとえようのない、心を掻き乱される気恥ずかしさをいまでもボクは鮮明に覚えている。

「好きじゃねぇよ」

 と、そのときたしかにそういった。――好きだった彼女に対してボクが語った唯一の言葉はただそれだけだ。うつむき頬を赤らめた彼女からボクに対して発せられた言葉は、その以前にはなく、そのときもなく、そしてそれ以降もなかった。――

 幼いボクらにとって「誰かを好きだ」という気持ちは、誰にも知られてはならない自分だけの秘密の想い。――もし好きな相手に本当の気持ちを知られたとするならば、瞬時に、容易くその幼き恋心は終わりを迎えてしまう。だからこそ「好きだ」という気持ちは、決して相手に悟られてはならないものなんだ、と、誰もがみんな、知らずにそう思い込んでいくのだろう。――――

 中学3年になると、2年のときに仲のよかった連中、……たとえば『サウス』のメンバーとかとは、ほとんどが違うクラスに分かれてしまった。学校側が意図的にそうしたのかどうかは知らないけれど、まぁ、なんとなくそうなんだろうなとは思う。2年の三学期、あれだけの騒ぎを起こしてしまったんだから、……結局、川澄マレンとも別々のクラスになってしまった。マレンはそのことを、なんだかものすごく嘆いてたけど、それは仕方のないことだ。

 中3のこのクラスでは、女子のほうが圧倒的に目立っている。佐藤マキコだけは、小学校の頃から知っていたけどロングスカートに茶髪なんていう格好は、ほかのクラスではほとん見かけない。

 そして、その目立つ女子メンバーのなかには2人、外国系の苗字の子がいた。ひとりはたしか両親が台湾人だったと思うけど、林(リン)ショウカという女の子だ。

 ショウカは小柄で可愛いらしいアニメ顔をしており、クラスの男子のなかにも彼女のファンは何気に多いようである。けれどボクは窓際のほうの席に座って、いつも静かに海を見つめている少女のことがなんとなく気になっていた。無論、いまだに教室で一度も彼女と話したことはない。

 まるで揺らめく氷晶(ひょうしょう)の灯火(ともしび)のように、危ういほどの儚(はかな)さをその身に纏(まと)った茶色い髪の少女、――その子の名前は「李メイ」という。コリアン三世の彼女は、孤独色した絹糸の情感を香水みたいに振りまきながら、いつだって、うっすらみずからのまわりに漂わせていた。

 ショウカもメイも、「小学校時代は、その名前のせいで、かなり陰湿なイジメを受けていた」と、いうような噂を聞いたことがある。けれど中学3年生になったいま、彼女たちをからかうようなヤツなどはもう誰もいないだろう。特にメイの高校生の兄貴は、このあたりでも相当に有名なワルみたいなので、これまで彼女をイジメてきた連中は最近、その兄貴に復讐されるのが怖くて怯えてるみたいだ。

 一方、このクラスの男子生徒のほうは、体育系の部活をやってるヤツらを中心に、なんとなくイキがりたがっているような連中も何人かいたけど、ソイツらとは、きっと仲良くはなれないだろう。――

 担任教師がランダムに決めてしまった席替えで、ボクの両隣には、どちらもこのクラスのなかではわりと真面目そうな女の子が座ることとなった。黒板に向かって右側の席に座る川上ナオは、小柄でふっくらしていて愛嬌のある笑顔が憎めない感じの子。そして左側の竹内カナエのほうは、まっすぐ伸びた長く艶やかな黒髪と、切れ長でどこか冷めた感じの一重まぶたが、とてもクールな印象を与える女の子だった。




水色ノート - 伊藤つかさ 
1stアルバム『つかさ』 1981年

【Re-Edit】 遠くで汽笛を聞きながら - アリス 【バラードの名曲】

【Re-Edit】【邦楽バラードの名曲】


遠くで汽笛を聞きながら






Epi-11

 1983年2月22日(火) 中学2年の三学期
 夜の9時過ぎ

 さっきから大学ノートに書いたばかりの歌詞を何度も書きなおしているボクは、ついこないだ14歳になったばかりだ。川澄マレンからは、誕生日プレゼントに「手作りの枕」をもらった。たぶんボクなのであろうキャラクターがパッチワークで縫い込まれてる細長く水色の枕。――それをなんとなく気に入って、ずっと抱き枕代わりに使っている。

 今年に入って無理やりさせられた約束がある。それはボクらが中3になる前に、なにかしらマレンのために曲を作なければならないという約束だった。――ロック調のメロディでも何曲か歌詞を書いてはみたけれど、やはり今回だけはバラードっぽいのにしようかなとも思っている。でも彼女に対する思いを過剰に描き過ぎてもウソっぽくてダサイくなる。だから何度も「歌詞を書いてはそれを消す」という作業ばかりを、さっきからずっと繰り返していた。

(これはリアルに存在するマレンに対するものなのか、それともボクの心のなかでイメージしている彼女に対してのものなのだろうか? 去年の夏、羽田空港で抱いたマレンへの一瞬の感情や、クリスマスのとき感じた彼女への激しい想いってなんだったんだろう? 

あのときはホントに『2人だけで暮らしてもいいかな?』って思ったんだけどな。けど最近は、同じ高校に行くかどうか、たまに話したりするだけの、ごく普通の中学生同士の感情にすっかり戻ってしまった気がする。もし去年の夏やクリスマス、マレンへ抱いた感情のままを曲にするならば、ものすごく恥ずかしいのは我慢して、どんな歌詞だろうときっと歌うことだってできるのにな。……)

 「湘南」と呼ばれるこのエリアは、その響きから、よく南国風の気候をイメージされがちなんだけど、当たり前のようにして、身を切る真冬の寒さもちゃんとここには訪れる。

 海岸線に沿って走る国道134号線を挟み、海からもっとも近い場所に建っているボクらの学校があるほうへ、まっすぐ伸びる通学路には、防風用の巨大な松の木が幾つもの大きな屋敷の庭先から外塀をはみ出すようにし並び立つ。

 湘南の風情そのままに映し出してる松並木の通りは、いわばこの街における「風の通り道」でもある。北のほうから海を目指して路地裏を彷徨い続ける真冬の風は、みずからの往き場を求め、やがてこの通りへと一斉に集まってくる。

 くっつき合って増幅した寒風が一直線に突き抜けてゆくこの道を、早朝や夕暮れどきに一度でも歩いてみればわかるだろう。そこに、南国を連想できるほどの穏やかな優しさなんて微塵も感じられやしないってことを。――――

 ボクの妹であるレナのため、両親がかつて買い与えた高価なピアノは、だいぶ前からすっかり応接間の飾り物と化している。ボクは最初、【ド】の音が鍵盤上のどこにあるのかすらわからなかったんだけど、もしかしたらギター以上にピアノのほうが向いてたのだろうか? ……

いまだにまったく楽譜すら読めないが、カセットデッキから流れてくるビリー・ジョエルの曲を簡素化し、ピアノでそれっぽく再現するのもさほど難しい作業ではなくなってきている。もちろん完璧に弾きこなせているわけじゃない。が、ディミニッシュコードみたく複雑な和音も、鍵盤から探し出すことができるくらいにはなったんだと思う。

 ピアノもギターもそうだけど、「聴いててまったく違和感を感じさせない曲」ってものには、「定番的なコード進行」が必ず存在している。それさえ理解しちゃえば「ソレらしい曲」を誰でも作れるようになってくものだ。

 いずれにしたって、ピアノの旋律って「ちょっとダサいなぁ」と感じてたりする歌詞でさえ、妙に説得力のあるものに変える力を持ってる気がする。それに、なんだか弾いてて心がやけに落ち着くんだ。

 ギターで作曲する場合、自分でメロディラインをハナウタなんかで歌いつつ、ハマりそうなコードを見つけながら主旋律(メロディ)をつくり出していく。

 けれどピアノだと、あたまでイメージした歌詞に対して直感的にその場でメロディをつけていきやすい。ときどき思いもしなかったメロディを右手の指先が勝手に奏でてることだってある。だから、もし主旋律(メロディ)を作曲するのなら、ピアノのほうが絶対向いているように思うんだ。――

 3月に入ると春休みになるまでのあいだ、ずっとボクは作曲してきた主旋律の伴奏パートだけをピアノで練習し続けていた。歌詞はほとんど完成していたんだけど、なんとなく、勢いで書いてしまったような気もいまだにしてはいる。たかだか13歳のボクが「愛」なんて言葉を使っても戯言になるだけだ。

 そんなことわかってたけど、それに代わるような言葉をもはや探し出すことができなかった。……なんとなく「好き」って言葉を使うことのほうが、なんだか余計に恥ずかしいような気がしてたんだ。

(もうすぐボクらは中学3年になるんだな)

 気づけばこの街の風には、冬の終わりを告げる草花たちの息吹が、ほんの微かに漂いはじめていた。――――





【2012.06.14 記事原文】

ボクらの年代には、アリスのファンだった方々が多い。

ボク自身で彼らのアルバムを買ったことはないが、
当時は従兄やら知人やらに借りてよく聴かされたものである。


そんなアリスの楽曲で異彩を放っているのが、
堀内孝雄氏作曲によるバラード「遠くで汽笛を聞きながら」でしょう。

まぁ堀内氏の楽曲はメジャーキーを好むために、
救われない歌詞の割りには、あまり暗くなり過ぎていない。。。
というか、どこか希望的な歌にも聴こえてくるのである。





遠くで汽笛を聞きながら - アリス 
5thアルバム『ALICE V』 1976年




【Re-Edit】 涙のふるさと-BUMP OF CHICKEN 【バラードの名曲】

【Re-Edit】【邦楽バラードの名曲】


涙のふるさと






小学校4年の夏休み、――

群馬県の山奥、――最寄りの駅から貸切りバスに乗り換えて、誰もが車酔いをしてしまうほど、いくつもの大きなカーブが続く狭い林道を一時間以上走った先に、ようやく、その自然体験教室はあった。

バスを降りた頃にはもう、ボクはすっかり気持ち悪くなってしまっていて、しばらくまともに話すことさえもできない状態だった。

このスイミングスクールの夏合宿を、ものすごく楽しみにしていたわけでもないし、別にそれほど行きたくもなかった。けれど毎年、冬休みになるたんび、半ば強制的に長距離バスのなかへと押し込まれていたスキー合宿に比べればかなりマシだとは思う。

――なんとなく寂れた学校の校舎を思わせる、古い木造二階建ての宿泊棟のすぐ脇を、川幅の広い清流が流れていた。

巨岩同士が折り重なりあう、その狭間には、濃い碧緑(あおみどり)色した流れ溜まりができていて、そこだけは見るからに相当、深さがありそうだ。そんな美しい清流の向こうには、奥知れぬほどの巨大な深緑の影で山肌を覆った森が、遥か彼方まで広がっている。

源流のほうから運ばれる、どこか甘みのある清らかな空気で深呼吸を繰り返していると、ボクの左脇に、やがて小さな気配を感じた。――見上げてみると、ジーンズ生地の短パンに、ピンクのキャラクターTシャツ姿の川澄マレンが立っていた。まるで男の子みたいなショートカットヘアの彼女は、小さな右手でボクへキュウリを差し出しながら笑いかける。

「食べる? 冷たくて美味しいよ」

どうやらそのキュウリは、施設が用意していたものらしいけど、まだ、かなり気持ち悪くってなにも食べられるような状態ではなかったので、

「いらない――」

と、ボクはつい素っ気なくいい放ってしまう。するとマレンは、なんだかとても悲しそうな瞳でボクの顔を、しばらくのあいだ見つめていた。――しょんぼりと去っていく彼女のうしろ姿を見てるうち、

(もう少し、優しくいえばよかったな)

と、なんだかボクは少しだけ後悔した。――

オリエーテーションがはじまるまで、1時間くらいフリータイムがあったので、ボクは体調が復活するのを、川沿いの平らな石に座って待つことにする。――すると数名のヤツらがボクのほうへと寄ってきて、

「もしかして、川澄ってお前のこと好きなんじゃねぇの?」

と、からかうように笑った。

ボクは、川のほうへと小さく言葉を漏らした。

「ヤダよ。あんなモンチッチみたいなのは」

誰かに好かれることも、――誰かを好きになることも、妙に気恥ずかしかった。なんだかものすごく、うしろめたい気持ちになってしまうんだ。そう、――なんとなくそれは、小さな悪戯(いたずら)をしてしまったときの罪の意識にも、どこか似ている、――そんな気がした。

今回の合宿には、小学生を中心に男女ほぼ半々で合計20名くらいが参加していた。オリエーテーリングが終わると、三班に分かれて夕食の準備に取りかかる。結局、こんな場所で作るものといえば、いつだってカレーくらいなものだ。ニンジンと玉ねぎ、――二つの苦手食材が「ゴロゴロ」入った辛い食べ物。――そんなカレーライスが、ボクはあまり好きではなかった。

川から少し離れた飯場で、女の子たちは「キャーキャー」と、悪戦苦闘しながら野菜やらを切っている。その間、男子は、石を集めて釜戸を作り、薪をくべつつ飯盒(はんごう)で米を炊いた。それをセットし終わると、冷たい川にひざまで浸かって遊びはじめるヤツらが多かったけれど、ボクは、さっきの平らな石に座って、暮れゆく静かな山の音をひとりで聴きはじめる。

するとまた、マレンが「ニコニコ」しながらボクのほうへと近づいてきた。

(またきたのか、――)

「カミュ、なにしてんの?」

ボクは、また男どもになにかをいわれるのもイヤだったし、それ以上に気になる女の子に、マレンと仲良くしてるところを見られたくなかった。だから本当はマレンにどっかへ行って欲しかったんだ。――けれど、

「あぁ、なんだか疲れちゃってさぁ、最近、バスとか乗ってなかったからね。車に乗ると、むかしから酔っちゃうんだよ」

と、ボクは、どうでもいいようなことを彼女にいった。
すると、ショートカットのマレンは、慌てて川のほうへと走り出す。そして、水に塗らしたハンカチを絞りながら戻ってくると、

「おでこを冷やすとね、乗り物酔いに効くみたいだよ」

と、花柄の刺繍が入った、その白いハンカチをボクへと差し出す。

(こんなもの受け取ったら、また、ヤツらになにかいわれるしなぁ)

川のほうで、こっちを見ながら「ニヤニヤ」笑う男連中の視線が気になった。けれど、あまりに真剣な眼差しを向けているマレンの好意を断るわけにもいかなかった。

「あっ、ありがとう」

ボクは、そのハンカチを受け取ると、さっそくおでこに当ててみる。そしてつぶやいた。

「う~ん、……たしかに気持ちいいかもね」

マレンは、大きな薄茶色の瞳を「キラキラ」させて微笑んでいた。

夕食の時間、――
ボクたちは班ごとに分かれ、外に用意されていた長いテーブルでカレーを食べていた。隣に座ってたヤツが、また、ボクらのことをからかいはじめる。

「やっぱ、絶対お前のこと好きなんだよ、川澄は。それにさぁ、お前もなんだかんだでアイツに気があるんじゃねえの?」

そんな言葉は無視して、離れたテーブルで美味しそうにカレーを食べてるマレンを見つめながらボクは思った。

(彼女って、カレーが好きなのかな?)

彼女がそれをあまりに美味しそうに食べているので、ついボクも、ニンジンをかじってみたけれど、やっぱり苦くって、なかなか飲み込むことができなかった。――


1983年7月15日(金)

「覚えてる?」

マレンは口元に少しだけ微笑みを浮かべた。

「スイミングスクールで夏休みに行った合宿のこと。あたしね。夏になるといつもあの合宿を思い出すんだよ」

「あぁ。たしか群馬だかあのへんに行ったんだよね」


【ALOHA STAR MUSIC DIARY / Extra Edition】





【2012.05.01 記事原文】

おそらく当ブログで紹介する中では、最も最近のナンバーではあるが・・・
BUMP OF CHICKENの曲でボクが一番好きなのはやっぱ「涙のふるさと」ですね♪


リアルな若いファンとは違って、ボクらおじさん世代には、
セピアカラーではなくって「夕焼け色」に染まった思い出として
古きよき青春の日々が蘇ってくるような思いに駆られるのである。


何気なく聴くとシンプルに思えるけど、ものすごくベースアレンジが良いですね。
やっぱこのバンドは歌詞がスゴイと思います!!
名曲です☆


しかし・・・邦楽に関しては、ちょっと最近のネタが多すぎるかな_???
まぁ、その辺は気にしないで下さいませ☆



涙のふるさと-BUMP OF CHICKEN
5thアルバム『orbital period』 2007年



【Re-Edit】 顔 - 長渕剛 【フォークの名曲】

【Re-Edit】【Rakiのカラオケソング/フォークの名曲】









1983年9月13日(火)


江ノ電は、相も変らず混んでいた。――ため息をつきながら到着した車両へと先に押し入った背の低い林ショウカが、どこまで奥にいったのか、まったく見つけられないほど、ぎゅうぎゅうに詰め込まれた満員電車の車中、ボクは、田代ミツオと小山ミチコに挟まれながら、揺れる車窓の向こう側、灯(とも)る無数の窓明かりを眺めてた。

(メイとショウカは、どのへんにいるのな?)

すでにもう、ウォークマンの電池はとっくに切れてしまってる。聞こえてくるのは子供の甲高い喚(わめ)き声と中年女性の無節操な笑い声、それにだんだん速度を上げてゆく「ウォーン」と、いう苦しそうなモーター音と、「ガタゴト」軋(きし)むレールのジョイント音、――そんなものくらいだろうか。――江ノ電に揺られ続けているうちに、なんとなく、昼間の喧嘩でカラダに受けた傷の痛みを思い出した。

「シーナ」

ふいに田代が、右隣で「ポツリ」と名を呼ぶ。

「あっ?」

ボクは、車窓に映る彼を見つめた。

「お前って、まだギター弾いてるのか?」

と、田代はいきなり訊いてきた。ボクは少し笑って、

「いや、もう最近は弾いてないねぇ。中3になってからは、たまにピアノを弾くくらいで、あんまりギターとかは弾かなくなったな」

小声でそういうと、すぐ左に立つミチコがボクの横顔を見つめた。田代は小声で言葉を続ける。

「ボク、小学校の頃から長渕が好きでね、むかしはずっとそればかり聴いてたんだ」

「長渕? あぁ、『逆流』は聴いたことあるけど、ほかのアルバムは、ほとんど聴いたことないね」

ボク自身、オフコースと松山千春はよく聴いてたけど、長渕剛のアルバムは一枚だけしか聴いたことがない。強いていえば、彼がはじめて「順子」を歌っているのをテレビで観たとき、この時代のニューミュージック系シンガーソングライターのなかでは、『フォークギターがやたら上手いな』って思った程度だ。

「ついこないだ、西武球場でのライブアルバムがリリースされてね、まぁ、いままでのベストみたいな曲が収録されてるんだけど、ボク、そのライブを今年の夏、観にいったんだ。すごいよかったんだよ。そのライブがさぁ」

と、田代が嬉しそうにつぶやいた。

「えっ? 長渕のライブに行ったの?」

彼がまさか、そこまでのファンだとは思ってなかったので、少しだけ驚く。

「『乾杯』ってアルバムに入ってる曲は結構好きなんだけど、なかでも『顔』って歌の歌詞が一番好きでね」

田代は静かにそういうと少し置いて、車窓に映りこんだボク、――もしくはその向こう側の風景に向かって言葉をつむいだ。

「どうしようもないくらい絶望していたときにね、この曲を聴いて、なんだか少しだけ立ちなおれたんだよ」

(――絶望か、)

ボクは、田代の横顔に笑顔を向ける。

「へぇ、だったら是非オレも聴いてみてぇな。いま、ちょうどいい感じに絶望してる最中なんでね」

ミチコは黙ったままでボクを見つめ続けていたが、ボクは彼女のほうを振り向くことができなかった。――やはり、どうしても話しかけるきっかけとなるべき最初の言葉が見つからない。

藤沢駅を降りると、同じ電車に乗ってたんであろう同じ学年のヤツらがやたらと目についた。
車内ではぐれたメイたちが改札から出てくるのを待っていると、

「あれ? シーナ君」

と、うしろから声をかけられる。――ボクは振り向く。竹内カナエが長い黒髪を風になびかせボクを見ていた。

「あぁ、竹内さんも同じ電車だったんだね」

そういうと、カナエはミチコの姿を見て、

「ん? ミチコも一緒だったんだ。つうか、なんで一緒にいるの?」

と、小声で耳元に訊ねてくる。ボクは慌てて彼女の肩を押していき、少し離れて、背の高いミチコの横顔を見つめながら答えた。

「小山さんね、どうやら川上さんのグループにマかれちゃってさ、鎌倉の寺を、ひとりで歩いてたんだよ」

「それでシーナ君たちのグループに入れてあげたの? はぁ~、しっかし、まったくしょうがないねぇ、ナオたちも」

と、カナエは苦笑した。そして、ちょっと真顔になって言葉を続けた。

「でもさぁ、昼くらいだったかな? 鶴岡八幡宮の近くでナオたちと偶然会ったんだけどね、なんか、ほかの中学の不良たちにカラまれて、栗原君と佐藤君、ナオたちのことを置いたまま走って逃げちゃったんだって。――ナオたちは結局、ソイツらには手を出されなかったみたいだけど、なんだかすごい怒ってたよ。『女の子を置いて逃げるなんてホント最低だ』って」

(Dt中の連中だな、昼ってことは、ヤツらが建長寺にくる前か、……)

「いや、栗原たちが逃げたのは仕方ないでしょ。だって、アイツらって超最低なヤツらだもん」

そういってボクは笑った。ようやくメイたちが人混みのなかから姿を見せる。

「で、そっちはどうだったの? 楽しかった?」

カナエが一重の瞳を向けながらボクに訊ねる。――ボクは少し笑ってつぶやいた。

「そりゃもう、半年分くらいの出来事が一気に起こったような、すんごく充実しまくった長い一日だったねぇ。――」



【ALOHA STAR MUSIC DIARY / Extra Edition】



【2012.06.17 記事原文】

今まででボクが一番カラオケで歌った長渕剛氏の楽曲は
多分1980年リリースの3rdアルバム『乾杯』 に収録の「顔」ですね・・・
※邦楽の中で、ものすんごく好きな曲なのですわ♪


この曲は若い頃よりも今聴いてこそ何となく納得できるんですよねぇ。
※男ってぇのは、いくつになっても常にレジスタンスでなきゃぁねぇ・・


特に2番の歌詞なんてホントにスゴと思いますねぇ・・・
思わず泣けてきます・・・

さて。
Yにオリジナル音源はありませんので、ラジオでの弾き語りver.をリンクしましたが、
石野真子さんと離婚後の西武球場Liveのver.もあったんで一応こっちもリンク!
歌前の離婚に関するMCがウケます(笑

でも・・・ホントギターが上手いですなぁ・・・



↑ ライブverも宜しい☆


顔 - 長渕剛
3rdアルバム『乾杯』 1980年





初花凛々- SINGER SONGER 【ポップスの名曲】

【邦楽ポップスの名曲】


初花凛々

↑ ニコニコへリンク




近年における 男女アーティストのコラボレートナンバーといえば・・・

プッツン系?女性SSWのCoccoと岸田繁氏を中心とするロックバンドくるり
がコラボしたポップバンドのSINGER SONGER☆

そんな彼らが2005年にリリースしたデビューシングル「初花凛々」をチョイス♪


2001年から音楽活動を停止していたCoccoさんの復帰作ということで
どんなアヴァンギャルドな作品になるかと思いきや・・・

超爽やか系フレーバーに満ちた ノスタルジック&ハートフルな
ポップナンバーでしたね☆


一番最初に この曲をFMかなんかで聴いたとき
まさかCoccoさんが歌ってるとは思わずに

" 初夏の風景が伝わってくるような すんごいいい曲だなぁ~ "

って感じたことを思い出します。

まぁ。Coccoさんが歌ってたと知っても
その感想については特に変化はありませんがねぇ。。。☆


彼らの1stアルバム『ばらいろポップ』は
まさに この超爽やか系フレーバーとノスタルジック&ハートフル
という印象通りの どこか懐かしい気分にさせてくれる楽曲が揃った名盤です☆☆☆


ちょうど雨が終わったくらいの頃に
訪れ来る夏のはじまりを待ちながら聴くには最適でしょう。




なお・・・くるり作品の販売元と同じ 著作管理のすんごく厳しいVレコード系の
アルバムなんで ほとんどY等ではオリジナル音源が残っておりません。。。

唯一?見つけた ニコニコねたに一応リンクしておきますが・・・
いつまで残ってるかは定かでは御座いません。。。




初花凜々(しょかりんりん) - ばらいろポップ初花凛々- SINGER SONGER
1stアルバム『ばらいろポップ』 2005年




未来へ - Kiroro 【バラードの名曲】

【邦楽バラードの名曲】


未来へ





懐かしの邦楽名曲集 – 女性バラード編
【著作規制が厳しいため リンク元動画が削除される可能性もございます】



まさに沖縄系ネームである玉城&金城さんの2人組ピアノポップデュオのKiroro☆

彼女達の楽曲ってまぁ基本的には同一コードの組み合わせが多いんですけど
裏を返せば アルバム収録曲が全部同じように聴こえてしまう!
っつうデメな部分もあるんですね☆

そんな彼女たちのナンバーで ボクがホントに名曲だわなぁ~!
と思ったのは やっぱ「未来へ」でしょうね☆

この美しすぎるメロディラインは 彼女たちの楽曲でしか聴けない
オリジナリティを感じますし 何と言っても歌詞が秀逸です☆

リンクのVはライブVer.なんですけど
たった2人でここまで圧倒的な優しさに満ちた世界観を作れるってことは
まぁ 優れた音楽的才能をお持ちだったということなんでしょう☆



未来へ - Kiroro 
1stアルバム『長い間 ~キロロの森~』 1998年

Masterpiece of the Western music of the 70s/70年代洋楽の名曲
If you want to cry/泣きたいとき
If you want to be healed/癒されたいとき
Drinking alcohol/お酒を飲みつつ
While driving/ドライブしながら
If you want to Fever/血が騒ぐ
Masterpiece of the Western music of the 80s/80年代洋楽の名曲
80's Ballard masterpieces/80年代バラードの名曲
80's Rock masterpieces/80年代ロックの名曲
80's Pops & AOR masterpieces/80年代ポップスの名曲
70's Dance masterpieces/70年代ダンス系の名曲
Masterpiece of the Western music of less than 70s/70年代未満洋楽の名曲
Less than the 70's classic Ballad/70年代未満バラードの名曲
Less than the 70's classic Rock/70代未満ロックの名曲
Less than the 70's classic Pops & AOR/70代未満ポップスの名曲
Masterpiece of the Western music of more than 90s/90年代以上洋楽の名曲
Ballade more than of the 90s/90年代以上バラードの名曲
Rock more than of the 90s/90年代以上ロックの名曲
Pops & AOR more than of the 90s/90年代以上ポップスの名曲
90's Dance masterpieces/90年代ダンス系の名曲
Masterpiece of the Japanese music/未来に残したい日本の名曲
Dedicated to sweethearts/恋する二人に捧ぐ
Spend the night with sadness/悲しみと共に過ごす夜
Nostalgic feelings/ノスタルジックな想い
In the room which shines with the morning sun/朝日が差し込む部屋で
While looking at the setting sun in a hotel/夕陽が見えるホテルで
Memories of youth/若かりし日々の思い出
If you want to fuss/タテノリしたい気分なとき
If you want to feel the Rock/かなりRockな気分
Masterpieces of Instrumental/インストルメンタルな名曲
 
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