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未来に残したい洋楽&邦楽の名曲

70~80年代の洋楽&邦楽を中心に未来に残したい名曲&名盤を独自にチョイスするBlogです☆
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【Re-Edit】 Glory Of Love - Peter Cetera 【80年代バラード】

【Re-Edit】【80年代洋楽バラードの名曲】


Glory Of Love





1983年9月13日(火)

「彼女とは一度も話したことはないけど、――でも、ボクはずっと見てきた。いままで彼女がどんなことをみんなからされてきたのか、を。――でも、変わると思ったんだ。中学校に入れば、きっと、そんな生活も終わるんだろうって思ってた。けど、――もっとヒドくなった。それに彼女は、もうすぐ本当にひとりぼっちにさせられてしまうんだ」

ボクには、そのとき田代がなにをいおうとしているのか、まだよくわからなかった。

「まぁ、なんとなくは聞いてるよ。小山さんが小学校のときから、中3になるまで、ずっといろんなヤツにイジメられてきたってことはね」

小声でボクはそういって、前を歩く小山ミチコの細い背中を見つめた。しばらく風の音を聴きいていた田代が、「ポツリ」とつぶやく。

「――ボクね、来月、東京に転校するんだよ」

「えっ! マジで?」

と、ボクは驚きながら問いかける。

「お父さんが、小学校のとき交通事故で死んでから、ずっとお母さんと暮らしてきたけど、来月、お母さんの実家に帰るんだ。――ボク、来年、都内の高校を受験するからね」

田代は、そびえる老樹たちの太い幹のすき間から、遠くの山並みを見つめた。

「――ウチのお父さんさぁ、結構大きな病院を開業してたから、そのときの預金とかもあったし、生命保険で相当な金額入ってたみたいで、変な話、お父さんが死んでも、生活はさほど困らなかった。まぁ、お母さんがいまでも病院のオーナーやってるし」

「へぇ~、じゃあ、お前んとこも相当に金持ちなんだな」

ボクは、「フッ」と笑って田代に目を向ける。

「今朝、円覚寺で不良にお金を取られたとき、林さんは、そのことを怒ってくれてたけど、ボクにとっては、別にいつものことだったし、本当はなんとも思ってなかった。

それに、――林さんは小学校のとき、上級生にお金を渡して、その人たちから守ってもらってたみたいだけどボクは違う。――ボクは、みんなから暴力を振るわれないために、ずっとお金を払い続けてきたんだ。暴力が振るわれるのが本当にイヤだったから、お金を払って、どうにかそれを避け続けてきたんだ」

弱々しく吐きこぼされてゆく田代の言葉が、「チクチク」と、やけに心へ突き刺さる。ボクは足元の小石を蹴飛ばした。――淡々(あわあわ)しい声色のままで田代は続ける。

「――けど、ある日、いつものようにタンスにしまってあったお母さんの財布から、新札のお金を盗ろうとしたとき、お札の手前に手紙が入ってたんだ。――たぶん、それはお父さんの字だった。――

『お前がどんな理由で、このお金を持っていくのかについてはなにも聞かない。けれど、そのお金がお前に役立つことに使われているものだと、私たちは信じている』ってね、そう書いてあった。

ボクはそれを読んで、はじめて両親を裏切っていた自分の罪の重さを知ったんだ。それにね、そのときはじめて見たんだ。お父さんの書いた字を、いや、――それが、最後に読んだお父さんの字だった」

ボクは、横目で田代を見つめると、一番先を歩くショウカの小さな背中のほうへと視線を移していった。

「だからお前、林さんにいってたのか? 『そのお金は林さんが自分で稼いだものじゃない。林さんのお父さんが稼いだお金だ』って、――まぁ、お前と林さんとじゃ、そもそも理由が違ってたんだな。誰かに金を払うことの理由が、さ」

田代は、相変わらずの鋭い視線をボクのほうへ向けてきた。細くてよくわからなかったけど、その瞳の奥には、李メイと同じ儚(はかな)さが、なんとなく漂っているように思えた。

「それ以来、ボクはクラスのヤツらや上級生たちに、お金をいっさい渡さなくなった。だから、毎日、暴力を受けるようにもなったんだ。でもね、――殴られてても、なぜだか少し安心できてたんだ。

だって、小山さんも、毎日、ボク以上に、もっとひどいイジメを受けていたからね。『ボクだけじゃないんだ』って、――そんな彼女を見て安心できてたんだ。おかしいと思うだろ? でも本当に『ひとりじゃないんだ』って、安心できてたんだよ」

――やがてボクらは、苔むした岩肌が荒々しく隆起するその場所へと辿りつく。
「十王岩」と呼ばれるその奇岩の脇からは、波打つ山の深緑と、霞(かす)みのなかを、煌(きら)めく水面(みなも)に囲われた鎌倉の街並みを、ほぼ真正面に一望することができた。

「うわぁ! やっぱさぁ、さすがにガイドブックに載ってるだけのことあるわよね」

と、ショウカは体を浮かすようにし、思わずそう叫ぶ。
木立の影に遮られないこの場所を、白い陽射しが柔らかく包み込む。ショウカに続いて岩の上をあがっていく、メイとミチコのうしろ姿を見つめながら、さっき田代がいった言葉をボクは思い出していた。

【――もし、ボクが東京へ転校してしまったら、小山さんはクラスのなかで安心できるものが、なにもなくなってしまう。ボクが谷川たちにイジメられてたことで、彼女が安心できてたかどうかはわからないけど、……来月からは、イジメの対象が彼女ひとりきりになってしまう。――

でも、こないだシーナが谷川のことを殴ったんで、もしかしたら、ヤツらのイジメも少しはおさまるのかもしれない。けれど、彼女はボクと違って、ほかのクラスのヤツらからもイジメられてるだろ? ――

だからシーナ、ボクがこんなこというのはおかしいし、お前が迷惑なのもわかるけど、少なくとも、谷川たちからだけでも守ってやって欲しいんだ。彼女のことを、――だって、お前にしかできないだろ? アイツらから彼女を守ってあげれるのはもう、ウチの学校で、……お前だけしかいないんだよ】


【ALOHA STAR MUSIC DIARY / Extra Edition】



【2012.03.21 記事原文】

シカゴを脱退し、ソロとなったピーター・セテラ。
デヴィッド・フォスターをプロデュースに迎えた
2ndアルバム『Solitude/Solitaire』から
彼の代表的ヒットナンバーとなった「Glory Of Love」をチョイス♪

映画『ベスト・キッド2』主題歌です。






Glory Of Love - ピーター・セテラ
2ndアルバム『Solitude/Solitaire』 1986年

Stay With Me - Peter Cetera & Bobby Caldwell 【80年代バラード】

【80年代洋楽バラードの名曲】


Stay With Me


1987年に公開された『竹取物語』という邦画は全く覚えていませんが。。。
その映画の主題歌となったピーターセテラとボビー・コールドウェルのデュエットによる
壮大なラブバラード「Stay With Me」をチョイす♪

さて。地道に続けてきたボビー・コールドウェル大先生の名曲紹介も
今回で終了です!!

ボクの20代をともに歩んだ彼の音楽ですが、
今聴いても20年以上の歳月の隔たりを感じることは全くありません。
※多少、音が古い・・・とは思いますケドね。

そして、今後も聴いていきたいアーティストですね☆



Stay With Me - ピーターセテラ & ボビー・コールドウェル
オリジナル・サウンドトラック 「竹取物語」 1987年

Next Time I Fall - Peter Cetera& Amy Grant 【80年代洋楽バラードの名曲】

【80年代洋楽バラードの名曲】


Next Time I Fall


元シカゴのピーターセテラとエイミー・グラントとのデュエットで
1986年の全米チャートNo.1を獲得した
ラブバラードの傑作「Next Time I Fall」♪
※まぁこれをデュエットソングにする必要があったのかどうかは微妙ですが・・・


ピーターセテラ 1986年リリースの
2ndアルバム『Solitude/Solitaire』 からのチョイスでし;;;


こちらもボビー・コールドウェル大先生の書き下ろし作品ですね☆
『Heart of Mine』でセルフカヴァーしてるver.のほうが好きかなぁ☆
(❀ฺ◕ฺω◕ฺ)(✿ฺ-ω-)(❀ฺ◕ฺω◕ฺ)(✿ฺ-ω-)ゥンゥン♫





The Next Time I Fall (With Amy Grant) - Solitude / SolitaireNext Time I Fall - ピーターセテラ・エイミー・グラント
2ndアルバム『Solitude/Solitaire』 1986年



Masterpiece of the Western music of the 70s/70年代洋楽の名曲
If you want to cry/泣きたいとき
If you want to be healed/癒されたいとき
Drinking alcohol/お酒を飲みつつ
While driving/ドライブしながら
If you want to Fever/血が騒ぐ
Masterpiece of the Western music of the 80s/80年代洋楽の名曲
80's Ballard masterpieces/80年代バラードの名曲
80's Rock masterpieces/80年代ロックの名曲
80's Pops & AOR masterpieces/80年代ポップスの名曲
70's Dance masterpieces/70年代ダンス系の名曲
Masterpiece of the Western music of less than 70s/70年代未満洋楽の名曲
Less than the 70's classic Ballad/70年代未満バラードの名曲
Less than the 70's classic Rock/70代未満ロックの名曲
Less than the 70's classic Pops & AOR/70代未満ポップスの名曲
Masterpiece of the Western music of more than 90s/90年代以上洋楽の名曲
Ballade more than of the 90s/90年代以上バラードの名曲
Rock more than of the 90s/90年代以上ロックの名曲
Pops & AOR more than of the 90s/90年代以上ポップスの名曲
90's Dance masterpieces/90年代ダンス系の名曲
Masterpiece of the Japanese music/未来に残したい日本の名曲
Dedicated to sweethearts/恋する二人に捧ぐ
Spend the night with sadness/悲しみと共に過ごす夜
Nostalgic feelings/ノスタルジックな想い
In the room which shines with the morning sun/朝日が差し込む部屋で
While looking at the setting sun in a hotel/夕陽が見えるホテルで
Memories of youth/若かりし日々の思い出
If you want to fuss/タテノリしたい気分なとき
If you want to feel the Rock/かなりRockな気分
Masterpieces of Instrumental/インストルメンタルな名曲
 
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