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未来に残したい洋楽&邦楽の名曲

70~80年代の洋楽&邦楽を中心に未来に残したい名曲&名盤を独自にチョイスするBlogです☆
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【ALOHA STAR MUSIC DIARY No.2】 Slowhand - エリック・クラプトン 

【ALOHA STAR MUSIC DIARY No.2】 Slowhand - エリック・クラプトン




1982年7月

川澄マレンのことは中学に入る前から知っていた。
嫌々ながら通わされてたスイミングスクール。
ボクたちは小学生のとき同じプールの中ですでに出会っていたんだ。

中学2年で彼女と同じクラスになったとき、
変な気恥ずかしさもあったせいで特に挨拶などしなかったし、
逆に不自然なくらいに彼女から遠ざかろうとしていたようにも思う。

ただ、久々に会った彼女は小学生時代よりも遥かに背も髪も伸び、
唇の左脇にある小さなほくろが、変な化粧をするよりも
余計に彼女を大人に見せている。


彼女はいつも親友である大久保スミかと一緒にいる。
ボクはマレンとはほとんど会話してなかったけど、
スミカとは不思議と気楽に話すことが出来た。


ある金曜日。
ボクは友人の鈴木ミツキから誘いを受けた。

「みんなで日曜にドリームランドに行こうぜ」

ボクは以前から「シャトルループ」には一度乗ってみたいと思っていた。
ただ本当に乗りたかった大船駅から延びる「ドリームランドモノレール」は、
すでに数年前から運行が止まったまま未だにその軌道だけが
取り壊されること無く残されている。

「みんなって誰よ?」

「大久保に行こうって誘われたんだよ」

ミツキは笑いながら答えた。

「川澄も?」

ボクは当然そうに決まっているだろう返事に対して、
わざとそんな質問をした。


土曜日の放課後、ボクら4人は一緒に帰ることになった。
ボクだけ家の方向が違っていたが、彼らの家のほうへみんなで向かった。
やがて市営球場に隣接する公園の広場に座り込み、明日の打ち合わせを始めた。


この場所は、ミツキたちと小学校の頃によく遊んだ記憶がある。
詳しくは知らないが、ミツキの兄貴は湘南でも有名なサーファーだった。
でもプロとかそういうのじゃなくって彼の周りには、地元のローカルサーファーや
サーフショップのオーナーなどの仲間が非常に多かった。

ボクらは特にサーフィンをしていた訳でもなかったが、
彼の兄貴の影響もあって、子供の頃からサーファーズブランドに対する興味を抱いていた。

特に辻堂に「ライトング・ボルト」が出来たときは、毎週のようにみんなで通ったものだ。
今でも最初に買ったボルトのボストンバッグを常に持ち歩いている。


「最近ギターを弾いてるんだって?」

不意にマレンがボクに問いかけた。

「あ、うん。フォークギターしかないけどね。」


不思議なことに、数ヶ月間ほとんど会話もなかったボクらだが、
このギターの話をきっかけに、今まで感じてたような
変な距離感は自然と薄れていった。

彼女は、特に小学校時代のスイミングスクールのことなど話さなかったし、
ボクも昔の話などしなかった。
きっと二人ともかつてのダサい水着姿しか見ていないので、
それがお互い話しづらくさせてた一番の原因だったんだろうなぁと思う。
そう。あの頃とはお互い、ほとんどすべてが違ってしまっている。

「今なに聴いてるの?」

「日本人のじゃないから、たぶん分からないと思うよ」

「え。じゃぁ明日聴かせて」


そうしてボクらは別れた。


日曜日の朝、ボクらは駅で待ち合わせる。
ボクは買ったばかりのボルトのTシャツにエドウィンのジーンズで出掛けた。
ミツキはまだ来てなかったが、マレンとスミカはすでに駅にいた。

考えてみたら、デートといえるようなことをするのは今日が初めてだ。
普段、制服姿の二人は、ちょっと別人のように感じた。

マレンは小さな花柄がいくつも胸元に刺繍された白いワンピースを着ている。
ボクは少しだけ照れているのが自分でも分かった。
ちょっと遅れてやってきたミツキに、ボクは照れを隠すためにムダに絡んだ。

ボクらは切符を買ってホームで電車を待つ。

ミツキとスミカは、二人だけで大笑いしながら盛り上がっている。
そうか、この二人は付き合ってるんだ。
今になってやっとそのことに気付く。

確かに4人の距離は、知らず2組に分かれている。
もしかしたらミツキとスミカは、ボクらをダシに使ったのか?
でもそうだとしても、特にムカついてなどいなかった。


ボクの隣には線路に落ちた初夏の日差しを静かに眺めているマレンがいた。
ボクは彼女にウォークマンを差し出す。
「今オレが聴いてるのって、これかな」

彼女はヘッドフォンを不慣れな手つきで耳に当てる。
ボクは早送りしておいたカセットのボタンを再生させた。

きっと、クラプトンの「Wonderful Tonight」が始まったはずだ。
マレンの横顔を、ボクは時々確かめている。
彼女はどんな気持ちでこの曲を聴いてるんだろうか。

ボクがウォークマンを持ってるせいで、
ボクと彼女との距離はほとんど無くなっていた。

「なんかいい曲だね」

聴き終わった彼女はボクにヘッドフォンを差し出した。
それを受け取ろうとした瞬間、
ほんの少しだけボクの小指が彼女のひとさし指に触れた。

彼女は特にそのことを気にする素振も見せずに
「また他の曲も聴かせて」と笑った。

ボクは、そのとき初めて彼女の瞳をちゃんと正面から見た気がする。
駅のホームを一瞬吹き抜けた風に、彼女の長く伸びた髪はキレイになびいていた。

電車を待つ僅かな時間。
スイミングルスクール時代の幼かった彼女の面影を
ボクが感じることなど、すでに無くなっていた。




『Slowhand』 エリック・クラプトン



Side One
 1 Cocaine J.J. Cale  
 2 Wonderful Tonight Erec Clapton  
 3 Lay Down Sally Erec Clapton, Marcy Levy, George Terry  
 4 Next Time You See Her Erec Clapton  
 5 We're All the Way Don Williams  
Side Two
 6 The Core Erec Clapton,Marcy Levy  
 7 May You Neve John Martyn  
 8 Mean Old Frisco Arthur Crudup  
 9 Peaches and Diesel Erec Clapton, Albhy Galuten  


リリース 1977年11月|レーベル RSO

『Slowhand』は、1974年リリースのソロ2ndスタジオアルバム『461 Ocean Boulevard』と並びエリック・クラプトンの代表傑作とされるアルバムです。ビルボードアルバムチャートで2位を記録したこのアルバムでは、レゲエにインスパイアされて新境地を開拓したクラプトンが、さらにサザン・ロックなテイストを採り入れて、よりアーシーなレイドバックサウンドを聴かてくれます。まさに当時のギターフリークなら誰もが必ず一度は聴いたであろうアルバムです☆
[ 2012/07/13 00:17 ] Rakiの名盤紹介 | TB(0) | CM(2)

Nowhere To Run - JJ Cale 【70年代ロック】

【70年代洋楽ロックの名曲】


Nowhere To Run


語り系の歌声が控えめなJ.J. ケイル。

彼が1972年にリリースした1stアルバム『Naturally』から
リズム&ブルースなノリに絡むスライドとホーンセクションが心地よい
「Nowhere To Run」をチョイス♪

オールドビッグバンドっぽいノリです☆





Nowhere to Run - NaturallyNowhere To Run - J.J. ケイル
1stアルバム『Naturally』1972年



Masterpiece of the Western music of the 70s/70年代洋楽の名曲
If you want to cry/泣きたいとき
If you want to be healed/癒されたいとき
Drinking alcohol/お酒を飲みつつ
While driving/ドライブしながら
If you want to Fever/血が騒ぐ
Masterpiece of the Western music of the 80s/80年代洋楽の名曲
80's Ballard masterpieces/80年代バラードの名曲
80's Rock masterpieces/80年代ロックの名曲
80's Pops & AOR masterpieces/80年代ポップスの名曲
70's Dance masterpieces/70年代ダンス系の名曲
Masterpiece of the Western music of less than 70s/70年代未満洋楽の名曲
Less than the 70's classic Ballad/70年代未満バラードの名曲
Less than the 70's classic Rock/70代未満ロックの名曲
Less than the 70's classic Pops & AOR/70代未満ポップスの名曲
Masterpiece of the Western music of more than 90s/90年代以上洋楽の名曲
Ballade more than of the 90s/90年代以上バラードの名曲
Rock more than of the 90s/90年代以上ロックの名曲
Pops & AOR more than of the 90s/90年代以上ポップスの名曲
90's Dance masterpieces/90年代ダンス系の名曲
Masterpiece of the Japanese music/未来に残したい日本の名曲
Dedicated to sweethearts/恋する二人に捧ぐ
Spend the night with sadness/悲しみと共に過ごす夜
Nostalgic feelings/ノスタルジックな想い
In the room which shines with the morning sun/朝日が差し込む部屋で
While looking at the setting sun in a hotel/夕陽が見えるホテルで
Memories of youth/若かりし日々の思い出
If you want to fuss/タテノリしたい気分なとき
If you want to feel the Rock/かなりRockな気分
Masterpieces of Instrumental/インストルメンタルな名曲
 
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