【90年代以上洋楽バラードの名曲】
ListenI selected "Listen"
from Soundtrack album "Dreamgirls"
of Beyonce released in 2006.ダイアナ・ロスさんが在籍していた「スプリームス」をモデルにしたとされる、
2006年公開の映画『Dreamgirls』は、ものすごく気になった作品である。
作品コンセプトからすれば、主演であるビヨンセのPV程度に成りかねない危うさもあったが、
オーディションで役を獲得した、当時ほとんど無名の新人ジェニファー・ハドソンの
圧倒的歌唱力によって、ビヨンセは完全に喰われてしまったのですわね。。。
結果としてジェニファー・ハドソンは、アカデミー助演女優賞をはじめとする
主要な映画賞を総なめにするのでした。
確かに・・・
ビヨンセとジェニファー・ハドソンではヴォーカリストという観点からすれば、
全く比較にならない部分があります。
ビヨンセの場合は中低音域を得意とするヴォーカルですので
高音に関しては、基本的に得意ではないと思います。
いや。ビヨンセだけではなくって、高音域が同じ声量のままで突き抜ける歌唱力は、
ホイットニー亡き後の現代音楽シーンではジェニファー・ハドソンが敵なしかな?
と思われます・・・(※なんとかボイルだかという女性は聴いたことないですケド・・・)
いつだったか、何かのバラエティ番組で彼女の話を見ました。
映画出演以降の彼女の活躍に関してほとんど知らなかったのですが、
2008年、彼女の母と兄が姉の元夫に射殺されたという内容でした。
そして失意のために公に出ることが無かった彼女がオバマ大統領の希望で
事件後初めて公の場に立ったのが、2009年第43回スーパーボウルにおける
アメリカ国歌斉唱だったということ。
これはテレビで観たかたも多いかもしれませんが、
マジでトリハダ立ちましたね・・・人の歌声はあらゆる楽器にも勝る!
ということを改めて痛感しました。
少なくとも、ボクはここ数年で聴いたあらゆる音楽の中で一番感動しましたね。。。
つうか、やっぱこの国家ってあまりにも曲が良すぎです・・・
音質の良いのがあったんで一応リンク ↓↑ 観てない方は是非一度ご視聴することをお勧めします!さて。すっかりジェニファーねたになってしまったのですが、
ビヨンセが映画『Dreamgirls』で歌った主題歌「Listen」も、
彼女の楽曲では最も頑張って歌ってるなぁとは思います・・・
でもライブだと、このオリジナルキーでは歌えてないようですね。。。
彼女もポっと出の新人に踏み台にされて、一体どんな気分だったのかな?
とちょっとだけ思うのでした・・・
![Listen - Dreamgirls (Music from the Motion Picture) [Deluxe Edition]](http://r.mzstatic.com/ja_jp/images/web/linkmaker/badge_itunes-lrg.gif) |
Listen - ビヨンセ オリジナルサウンドトラック『Dreamgirls』 2006年 |